- 出演者
- 東野幸治 渡辺翔太(Snow Man) 滝沢カレン 柴田理恵 佐藤栞里 森本慎太郎(SixTONES) やす子
スポーツ雑誌「Number」の編集局長・松井さんが人生で1番泣いた試合は、2014年 ソチ五輪 女子フィギュアスケート 浅田真央のフリー演技。伝説と言われる4分9秒の理由とは。浅田真央本人がカメラの前で語る。
浅田真央は5歳のときに姉・舞とともにフィギュアスケートを始めた。瞬く間に才能を発揮し12歳ですべての3回転ジャンプをマスター。2002年の全日本選手権に12歳の浅田真央は特例出場し、一躍脚光を浴びた。そして、2005年の全日本選手権で準優勝。この快進撃に真央ちゃんフィーバーが起こった。翌年のトリノ五輪は年齢制限に87日足りずに出場できなかった。その後、日本選手権では4連覇を達成し2010年、19歳でバンクーバー五輪に出場。3度のトリプルアクセルを成功させたが、フリー後半でミスがあり結果は銀メダル。ソチ五輪での金メダルを目指し、イチからジャンプを改造。そのシーズンの優勝は1度もなかった。
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2011年には母・匡子さんが48歳の若さで他界。浅田真央は「10代の時は純粋にスケートが楽しかったが、だんだん心からスケートを楽しむことができなくなった。萎えたり嫌になったりもしたけど、そこから知らない間に本気モードに入った」と話した。母との約束が復活の原動力となり、次のシーズンからは数々のタイトルで優勝し完全復活。スケート人生の集大成として、ソチ五輪ではフリーで8回の3回転ジャンプを跳ぶ女子初の難易度のプログラムに挑戦する。
迎えたソチ五輪。浅田真央はショートプログラムでトリプルアクセルでミスがあり、コンビネーションジャンプも失敗し16位に。メダルはほぼ不可能になった。翌日のフリースケーティング当日、浅田の滑りには力がなかった。それを見ていた姉・舞から「楽しんでやったらいい」という電話があり、浅田は「そんな楽しんで出来るわけないじゃん」と強く当たってしまったが、そのことで強い気持ちに変わったという。また、スケーターが浅田を励ますために投稿したツイッターをきっかけに、ハッシュタグとともに世界中から応援メッセージが送られた。
フリー演技直前、佐藤コーチに「頑張れ」と送り出された浅田真央。スケート人生の集大成、ジャンプ大改造の成果、母や応援してくれる人の思いを胸にフリースケーティングを迎えた。浅田は前日跳べなかったトリプルアクセルを含めて8つの3回転ジャンプを成功させた。雑誌「Number」では笑顔の浅田が涙をこぼしている瞬間の写真が表紙になった。ソチ五輪は6位、金メダルには届かなかったが浅田は「悔しい思いが残るが、今でもこうしてソチ五輪の演技が記憶に残ると行ってくださる演技を五輪で残せて良かった」と話した。
2003年に19歳でW杯バレーに出場し旋風を起こしたメグカナ。同い年の盟友でもある栗原恵と大山加奈は高校時代に死闘を演じていた。この試合を人生No.1に選んだ大山加奈。伝説の春高バレー決勝を本人が激白する。
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大山加奈擁する東京・成徳学園は荒木絵里香や大山未希など戦力を揃えて悲願の初優勝を目指していた。対する、栗原恵擁する山口・三田尻女子は前年度高校三冠の絶対王者。試合は序盤から両エースが打ち合う拮抗した展開。成徳学園は徹底的に栗原にサーブを狙い打ち、スパイクを封じ、高身長の大山がセッターの代わりに逆サイドからブロックするなどのメグシフトを展開。1セット目を落とした三田尻はまさかの策に出る。
2セット目、栗原は通用していたバックアタックを強くセッターに要求。当時は高校生でバックアタックを打つ選手はおらず、予期せぬ攻撃にメグシフトは崩壊。しかし、成徳学園は大山の8連続得点でこのセットを奪った。「ゾーンに入った場面でとにかく楽しかった」と大山は語った。
第3セットも成徳学園は大山を中心にして攻めるがスパイクがなかなか決まらない。三田尻女子は大山の得意コースにリベロを配置するカナシフトで徐々に流れをつかみ、栗原が躍動。3セット目は三田尻女子が取り返した。
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グループデビュー前について、森本慎太郎は「学校の先生になろうと思ったこともあった」と話した。
第4セットはさらに激しさを増す。11対11になった時に大山がサーブを失敗。大山は「このセットをとれば、このスパイクを決めれば…という感情になり、ちょっとフワフワしてしまっていた」と当時を語る。そこで、成徳学園はタイムアウトをとり監督は大山に「強気で取りに行かなきゃダメだ」と強く言われた。普段は厳しい言葉を言わない監督に、決勝の舞台で怒られたのは印象に残っているという。
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監督の言葉で目を覚ました大山加奈はもう一度奮起。最後は大山のスパイクで試合を決めた。大山は「それまで負け続けてきて、やっとセンターコートに立てて、やっと日本一になれた」と当時の喜びを語った。栗原恵は「悔しくて涙が出そうになるが、握手の時も涙は見せないと思っていた。原点を作ってくれたのは春高だった」と話した。栗原と大山の得点は同じ32点、「のちにメグカナと呼ばれるようになって、運命めいたものを感じた」と話した。この試合の1年後、2人はともに日本代表としてW杯出場、その後のアテネ五輪では5位入賞に貢献した。
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