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(オープニング)
オープニング
滋賀 霊仙山と西の湖
霊仙山
琵琶湖の東側に連なる鈴鹿山脈の北端にある「霊仙山」は標高1084m。山頂にはごつごつした白い石灰岩が並び独特の景観となっている。土壌が薄く保水力が乏しいので、植物にとっては厳しい環境で大きな木は見当たらない。5月になると花が咲き始める。霊仙山は登山者から花の名山として親しまれている。イチリンソウは春から初夏にかけて咲く日本の固有種。わずか2~3日で散ってしまうヤマシャクヤクの花にはマルハナバチの仲間たちが集まってきた。石灰岩の上にはホオジロが現れ、草花に集まる小さな虫をついばんだ。山頂付近にあるわずかな木にはアカゲラが現れ、樹皮の隙間にいる虫を探していた。普段は森に住むアナグマは岩の隙間にいる虫を探して歩き回る。
西の湖
霊仙山から南西へ30キロ近くの場所にあるのが「西の湖」。周囲は10キロほどで、平均水深は1.5mと浅い。湖岸にはヨシが群生し、ヨシ原の面積は近畿地方で最大。西の湖は琵琶湖の一部だったが、土砂の堆積などで誕生した内湖。8月中旬は植物が青々と生い茂り、生き物にとって生命力がみなぎる季節。多くの魚が生息し、ダイサギなどの鳥たちにとって絶好の狩り場となる。 ヨシ原には東南アジアから繁殖のために渡ってきたオオヨシキリの姿があった。オスは縄張り意識が強く、威嚇して追い払う。西の湖は野鳥の楽園で年間を通して120種類以上が確認されている。夜はスズメなど小さな鳥たちが過ごすねぐらとなる。
(エンディング)
エンディング
