霊仙山から南西へ30キロ近くの場所にあるのが「西の湖」。周囲は10キロほどで、平均水深は1.5mと浅い。湖岸にはヨシが群生し、ヨシ原の面積は近畿地方で最大。西の湖は琵琶湖の一部だったが、土砂の堆積などで誕生した内湖。8月中旬は植物が青々と生い茂り、生き物にとって生命力がみなぎる季節。多くの魚が生息し、ダイサギなどの鳥たちにとって絶好の狩り場となる。 ヨシ原には東南アジアから繁殖のために渡ってきたオオヨシキリの姿があった。オスは縄張り意識が強く、威嚇して追い払う。西の湖は野鳥の楽園で年間を通して120種類以上が確認されている。夜はスズメなど小さな鳥たちが過ごすねぐらとなる。
