- 出演者
- 佐々木希 洋輔
今回はUVレジンアクセサリー。
- キーワード
- UVレジン
ひまわり、富嶽三十六景神奈川沖浪裏、印象・日の出、ヴィーナスの誕生、などの世界的な名画をモチーフにして、レジンをつかった作品を描く作家・くまごろさん。「（創作のポイントは）名画の中で使われている色を中心に抽出する」と。使用する絵の具は、アクリルガッシュ。その特徴は透けない。逆の性質をもつのがレジン。2つを組み合わせ影をつくり、作品に奥行きを表現する。今回は、アクリルガッシュをつかって、クリスマスをイメージした作品をつくってもらった。
アクリルガッシュで描く模様と、さまざまなデコレーションでつくる10の層をかさねあわせて、ツリーに仕上げていく。型（丸型モールド）にレジン液を入れるとき、少量づつ入れて、平らにならして気泡を取り除く。硬化するにはUVライトをつかう。照射時間は30秒から1分。アクリルガッシュは水を含ませて伸びをよくしてから。ただし、レジンは水気に弱いので、描いたあとにドライヤーなどでよく乾かす。着色剤はレジン液に含ませる。なお、作業中は肌を保護、UVライトを直視しない。描くときはようじの先端をつかう。仕上げに、レジン液を表明に多めにのせて丸いフィルムをつくり、バリをやすりなどで整えたら、出来上がり。
スノードームモチーフをつくる。舞い散る雪を表現するには、オリジナルの絵の具チップをつかう。チップは、絵の具を乾燥させて細かく砕いたもの。舞い上がる雪を表現するには、グラデーション。着色剤をまぜた2色のレジン液をそれぞれ型の上下に入れて、色の境目をスティックでつついてぼかす。しずく型の雪を表現するには、クリアファイルなどにモチーフを仮どめして、そばに垂らしたレジン液の端をのばしてくっつける。
出演者が作品づくりに挑戦。材料は、アクリルガッシュ・レジン着色剤・絵の具チップ・ビーズ・ラメ。最後の層を塗るところで、もう中学生が全部を塗ってしまうミスをおかしたが無事だった。くまごろさんによると「（このタイプのミスは）拭き取ってリカバリーできる」とのこと。
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