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写真家・原田岳さんに高社山を案内してもらう。高社山の魅力を2度味わう。初冬は高杜神社里宮からスタートし赤岩登山口から冬枯れの自然を楽しみながら高杜神社の奥社を目指す。真冬は木島平スキー場からスタートしやまびこルートで雪を楽しみながら山頂からの絶景を望む。2回とも登山口に下山する。赤岩登山口には不動明王の石碑があった。登山道には様々な神様を祀った石碑が13あり、道標にもなっている。高社山には天狗の伝説があり、足形とされる穴の空いた天狗の飛び石もあった。
高社山の南側の斜面には果物畑が広がっている。高社山山麓はぶどう、りんごなど様々な果物が栽培されている。果樹園を営む佐藤さんは50年りんごを作っている。このあたりは菜種栽培や養蚕が盛んだったが昭和初期に価格が暴落し、代わりにりんごが植えられた。高度経済成長を背景にフルーツが人気となり、種類が増えていった。
写真家・原田岳さんに高社山を案内してもらう。標高800メートルを超え、冬枯れの木立を楽しみながらゆっくり登った。出発して2時間半で胴結場に到着した。坂上田村麻呂が大蛇を退治するためにここで甲冑を整えたと言われる。山頂へ続く稜線を進むと雪が増えてきた。大きな岩の隙間に高杜神社奥社があった。薬師如来を祀る岩屋で昔から多くの修験者たちが修行を行った。そして原田さんとっておきの天狗岩へ。千曲川などが一望できた。
続いて真冬を迎えた高社山に二度目の旅へ。木島平スキー場から山頂を目指す。
スノーシューで雪山を歩くポイントを紹介。まずかかとのストラップをしっかり止める。足の間隔をあけて歩くときは真っ直ぐ平行に。小股で引きずる感じで歩くと疲れにくい。傾斜がきついときはヒールリフトを活用する。また雪山登山のときは雪崩ビーコンを忘れずに。
真冬を迎えた高社山を登る。雪の中にニホンカモシカがいるのが見えた。新雪に覆われた道なき道を登っていった。高社山は日本海に近いため季節風の影響を受けやすい。季節風が高社山にぶつかり大量の雪を降らせる。水分が風で枝に叩きつけられ結晶化した樹氷も見られた。1351メートルの高社山山頂に到着した。長野盆地が一望できた。
エンディング映像。
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