- 出演者
- 日村勇紀(バナナマン) 森田茉里恵
バナナマン日村さんが運転手となり送迎を行う。横浜市の山下ふ頭で南極に出発する海上自衛隊の「しらせ」の乗組員らと合流した。砕氷艦のしらせは南極昭和基地へ観測隊員と物資を運ぶ往復4万キロの航海へ4日後に出発するためお手伝いを依頼した。まずは知ってもらうためにしらせに乗船する。
バナナマン日村さんが運転手としてお手伝い、しらせ船内を特別に見せてもらう。しらせは全長138mの9階建て、最上部にある重要な場所操縦室で操縦席に座らせてもらった。長期間の航海と南極での生活は体力勝負のため船内ではバランスとボリュームも考えられた食事が一番の楽しみということ。近堂2尉と最年少退院の本間士長はしらせ配属になったばかり、初めての南極への出発を前に期待と不安の毎日、ベテランの岡本さんは今回で2度目の南極という。日村さんらはあす一般の方を船に呼び体験航海で横須賀に向かう際の隊員らの家族をしらせまで送迎する依頼を受けた。
今回は南極に体験航海に向かう隊員の家族を横浜の港まで送迎する。まずは近堂隊員の自宅に向かい、サプライズで近堂さんと妻と母と息子をバスに乗せた。近堂さんは2023年に結婚し、近堂さんは「子供の小さな頃の成長を見守れないのは悲しい」など話した。この後岡本さんと本間さんの家族もバスに出迎えて横浜港に到着した。
今回のしらせの体験航海は横浜港から横須賀港へと向かう。出港後は横浜ベイブリッジの下を潜り、沖に向かった。しらせが昭和基地まで運ぶ物資の量は約1100トンで、食料・燃料・観測機材が積まれている。岡本さんの任務はこの物資を管理して効率よく届けること。しらせにある浴室は水が少ない時は海水を使用している。
半年後2025年4月。南極での任務を終えしらせが横須賀港に戻ってきた。ひむバスは家族を迎えに。近堂2尉の長男はまもなく1歳になる。妻・優花さんはやっとこの日が来た、半年間頑張ってきてくれてありがとうという気持ちもあるし、ようやくホッとできるという気持ちもあるなどと話した。長男がパパを見て分かるか不安などとも心境を吐露。戻ってきた近堂2尉に何を言うか聞かれた優花さんは何も言わずに息子を抱っこさせたいとした。
港には隊員たちを出迎える人の姿があった。いよいよ船の上で半年ぶりの再会。隊員180人が挑んだ南極への航海。全員が無事帰ってきた。最後の任務完了を告げる号令がかかる。長男を抱っこした近藤2尉は大きくなったなと声をかけていた。再会がようやく叶った。
隊員と家族の皆さんを乗せて半年ぶりの自宅まで送迎。本間士長は初の南極に「氷上輸送で昼夜逆転での作業は寒さで痛いみたいな感じで」と振り返った。船から昭和基地までの物資輸送は気温が下がり氷が硬く締まる深夜に進められる。総重量1100トンにも及ぶ貨物の荷卸をはじめ、ほとんどが手作業。体感-20℃にもなるという極限の寒さの中での任務に弱音を漏らすこともあったそう。そして半年ぶりの我が家に到着。
帰国の4日後に結婚式を控える近藤さん夫婦。優花さんは子育てに追われながら式の準備も1人で進めてきた。日村に結婚式に参加してほしいと依頼。
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南極から帰国直後の結婚式で日村がサプライズ登場を行った。婿は「南極に行ってる間、子育てとかサポートが出来ていなかったけど結婚式の準備やサプライズも含めて感謝しかないです。」などと話した。
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エンディング映像が流れた。
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