2024年7月16日放送 11:30 - 11:54 NHK総合

ひるまえほっと

出演者
古谷敏郎 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

(気象情報)
気象情報

気象情報を伝えた。

(各地の話題)
横浜放送局 子どもの習い事 タクシーが送迎

習い事をする子どもたちを親に代わって送迎する“子ども専用相乗りタクシー”。走行距離にかかわらず1回500円で利用できる。専用のアプリで希望日時や乗り降りする場所をリクエストするとAIが効率的なルートを作成し、相乗りにすることで料金を安く抑えている。アプリを開発したIT企業・豊田洋平社長は「自分のキャリアと子どもの教育のはざまで悩んでいる保護者が多い。送迎さえ代行できればどちらも両立できる。今のテクノロジーを使えば送迎課題を解決できるのではないか」と話す。横浜市の協力の下、今年4月からスタートし、現在は神奈川を中心に東京でも行っている。習い事の事業者もタクシー代を一部負担することで送迎を安く抑えている。サッカー教室代表・山田大は「ほかの地域からも通う子が増えた。利便性は保護者にも感じてもらっているのでどんどん広げていきたい」と話す。豊田社長は「送迎問題で仕事を諦める、自分のやりたかった習い事を諦めるということがなくなる社会を作っていきたい」と話す。

キーワード
中区(神奈川)横浜市江東区(東京)
千葉放送局 “ヒコーキ野郎”の半生を伝える

民間の飛行機開発の草分け的存在だった伊藤音次郎という人物。彼の半生を現代に伝えようと取り組む人がいる。先月、千葉県習志野市で伊藤音次郎をテーマとした講演会が開かれた。講演した長谷川隆は小学校の教師を退職したあと伊藤の功績について調査し広める活動を続けている。明治24年生まれの伊藤音次郎は17歳のとき、世界で初めて有人飛行に成功したライト兄弟の映像を見て飛行機の開発を志した。国産機開発の第一人者に弟子入りしたあと、大正4年、24歳で独立。みずからの研究所を立ち上げた場所は現在の千葉市内にあり、ここには民間航空発祥の地という記念碑が建っている。今は住宅街に囲まれた公園の一角だが、かつて、一帯は砂浜だった。砂が硬く障害物がない真っ直ぐな海岸は飛行機の滑走路として絶好の環境だったとされている。長谷川は伊藤が晩年まで60年にわたって書き続けてきた日記やメモをすべて読み込んだ。伊藤が一気に名をあげたのは独立の翌年、短い木材を継ぎ足し中古のエンジンを積んで手作りした飛行機で千葉と東京の往復飛行を初めて成功させた。1時間近くの飛行はほとんど成功例がない時代、その快挙は新聞でも大きく報じられた。伊藤は招待を受けて全国各地を巡回、向かったさきざきで大歓迎を受けた。ところが台風による高潮で研究所の建物が自宅とともに全壊。一時、避難も余儀なくされた。それでも伊藤は諦めず資金を工面して翌年、現在の習志野市に建物を再建。数々の名機を生み出し国産機で初めて連続宙返りを成功させたとされる機体も開発した。しかしその後、待っていたのは厳しい開発競争だった。軍からの仕事を積極的に請け負った中島飛行機(現・SUBARU)などが事業を拡大する中、経営難が続き、あくまで民間事業にこだわったとされる伊藤は戦後、GHQによって飛行機の開発が禁止されるまで技術者の1人として開発に関わり続けた。伊藤の足跡をたどってきた長谷川は信念を曲げずに夢を追い続けた人生に強く惹かれたという。先月の講演会の会場には伊藤の実の娘・井上和子さんも訪れた。12年前、長谷川に日記などの資料を提供し調査のきっかけを作った。長谷川は去年、研究の成果を1冊の本にまとめた。伊藤の生きざまは移り変わりの激しい現代社会に伝えていくべきだと考えている。長谷川は「夢を諦めずに持ち続けて挑戦し続ける心。そういったことが今の時代本当に必要。音次郎さんの生き方はその1つの典型かと思い、自分ではそこまでできなかったが伝えることは私にはできる」と話した。

キーワード
SUBARUウィルバー・ライトオービル・ライト中島飛行機伊藤音次郎国立国会図書館東京朝日新聞稲毛海岸美浜区(千葉)習志野(千葉)連合国軍最高司令官総司令部
さいたま放送局 タブレット純さんと行く!埼玉歌めぐり

ムード歌謡歌手・タブレット純さんと行く!埼玉歌めぐり。今回は「あゝ上野駅」にまつわる羽生市を訪ねる。60年前に発売された「あゝ上野駅」。上野駅にやって来る集団就職の中高生たちを見て作詞したという歌は多くの人の共感を呼んで大ヒット。老舗牛乳販売店が作るソフトクリームは羽生のソウルフードとしてふるさと納税返礼品にもなっている。作詞家・関口義明が子どもの頃よく遊んでいたという川俣天神社の一角に顕彰碑が立てられている。

キーワード
あゝ上野駅川俣天神社羽生市(埼玉)関口義明関口義明さんをしのぶ会
かんたんごはん
梅と鶏ささ身の混ぜずし

「梅と鶏ささ身の混ぜずし」の作り方。耐熱皿に鶏ささ身を入れ、塩と酒をふる。ラップをふんわりかけて、電子レンジに2分かける。あら熱がとれたら、手で細かくさく。梅干しは種を取り出し、包丁でたたいて切る。みりんを加え、混ぜ合わせ、鶏ささ身とあわせる。小口切りにしたきゅうりをポリ袋に入れ、塩を加えて軽くもむ。5分ほどおいてしんなりしたら、ポリ袋の端をハサミで切り、水けをしっかりしぼる。炒り卵を作る。ごはんに寿司酢を加え、材料を混ぜて完成。

キーワード
きゅうり梅と鶏ささ身の混ぜずし鶏ささ身
ひるまえ通信
ひるまえ通信

視聴者から届いたオオタカなどの写真を紹介。

キーワード
オオタカ
(エンディング)
次回予告

「ひるまえほっと」の次回予告。

© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.