- 出演者
- 古谷敏郎
オープニング映像。
本日のメニューは切手デザイナーについて。
- キーワード
- たらとまいたけのバター煮
気象情報を伝えた。
10月から郵便料金が改定され、普通切手のデザインも一新された。今回のテーマは日本の文様だが、こうした切手をデザインした切手デザイナーの思いを取材した。
やってきたのは千代田区の日本郵便の本社。切手デザイナーは8人。普通切手のデザインはリーダーが担当する。リーダーの玉木さんは飽きのこないデザインの工夫を施した。
日本で切手が盛んに発行されるようになったのは戦後。昭和24年に郵政省ができてから、様々な図柄の切手が登場した、昭和30年には切手ブームが起きた。当時は技芸官が切手をデザインしてきたが、民営化後は切手デザイナーと呼ぶようになったが、これまで切手を手掛けたのはわずか20人。
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- 郵政省
作画の方法はデザイナーによって様々。手書きの人もいれば、デジタルの人もいる。動植物を写実的に描く場合は、動植物の専門家の厳しいチェックが入る。普通切手はコストを抑えるなどの理由で、数を抑えるなど、厳しい制約の中で描かれている。年賀はがきの切手部分も切手デザイナーが手掛ける。
手紙の持つワクワク感を魅了されてこの道に入ったのが山田さん。美術教師退職後に郵便配達をしていたが、この道へ進んだ。お客さんの要望から水彩画の技法を選ぶことが多い。
郵便改定になり、はがきが85円、封書がおおむね110円となったが、梅がデザインされた84円切手の端数となる26円切手には鶯がデザインされている。玉木さんはこれまでに1000種類以上デザインしてきたが、東日本大震災寄附金附切手のデザインに与えられたのは通常3.4か月のところ、わずか1週間だった。悩んだ末に玉木さんはハートをモチーフに選んだ。切手のデザインには時間と思いが込められている。
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- 東日本大震災
普通切手は基本的に3色で印刷されるが、新しい普通切手は2色で表現されている。
「たらとまいたけのバター煮」の作り方。たらはペーパータオルで水気を切る。長ネギは6等分、まいたけは手でほぐす。フライパンにバター、オリーブオイルを引いてタラを焼く。取り出して、長ネギ、舞茸を炒め、水、ワインを入れて蒸し煮にする。塩、牛乳、タラを入れて、中火で2分煮る。
特集した切手デザインについて語ってエンディング。