2023年11月16日放送 10:45 - 10:55 NHK総合

みみより!くらし解説
どう考える?新NISA 来年スタート

出演者
岩渕梢 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

(みみより!くらし解説)
どう考える?新NISA 来年スタート

今回のテーマはどう考える?新NISA 来年スタート。個人の資産運用を後押ししようと国が考えた税制優遇制度で、NISAは非課税。これまでつみたてNISAと一般NISAがあったが、それぞれつみたて投資枠、成長投資枠と、新しい制度として始まる。つみたて投資枠は長期、つみたて、分散の投資の原則に沿ったもので、初心者でも比較的安心して投資できる。国の要件を満たす260商品に対象は絞られており、販売手数料、管理、運用の手数料は安い。成長投資枠は個別の株式に投資したり、ある程度まとまった額も投資できるなどより自由なものとなっている。投資期限は恒久、非課税期間は無期限で、年間の投資額上限は120万円、240万円となる。保有限度額は1800万円で、成長投資枠は1200万円までとなっている。

キーワード
少額投資非課税制度金融庁

政府が投資を後押しする背景には人生100年時代があり、特に若い人は自ら投資をして資産を増やしてほしいと考えている。また投資のお金で企業が事業展開し、経済の活性化にも繋げる狙いがある。つみたてNISA口座を持っている人は835万人でうち、20.30代が47%となっている。専門家は若い人や経験のない人はつみたて投資枠から始め、経験を積んでから金額を増やしたり、成長投資枠を利用する道もある。一方で、退職金などをまとめて投資するのはリスクが大きい。また金融機関に勧められるままに投資するのもリスクは高い。

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少額投資非課税制度金融庁

新NISAの始め方は証券、銀行などで口座を開き手続きする。一人につき1金融機関1口座で、金融機関によって商品の品ぞろえが違う。つみたて投資枠でもある程度勉強して考えて選ぶ事が大事。すでにやっている場合は2024年1月から手続きなしで新たな口座が作られ、同じ商品、同じ金額で積立が始まる。一方FX、暗号資産などで大きな損をする人も。SNSで誘われる詐欺的な被害も相次いでいる。

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少額投資非課税制度金融庁
(エンディング)
エンディング

エンディングのあいさつ。

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