- 出演者
- 薬丸裕英 倉野麻里 林家三平[2代目]
オープニング映像。
林家三平が挨拶をし今回は夏の伝統工芸とそのお店の最高峰を調査するなど企画内容を伝えた。
「扇子と内輪の老舗 伊場仙」を紹介。伊場仙は1590年創業されている創業400年以上の扇子の最高峰の老舗。扇子は猫が描かれているものなど存在。そんな扇子であるが京扇子と江戸扇子の大きく分けて2種類存在あると三平さんが話す。京扇子は明るいものが多くこれは平安時代の貴族で使われていたため華やかな作りが多い、江戸扇子はシンプルなものが多くこれは節約が美徳の武家社会で使われていたため質素な作りが多い。また京扇子は骨が多く、江戸扇子は少ない。扇子は仰ぐ以外にも踊りの時に使うもの、落語家が使用する高座扇、飾り扇子などがある。
伊場仙で一番のお宝、扇子の最高峰を見せてもらう。代表取締役の吉田誠男さんが取り出したのは「檜扇」。紅白の梅が描かれているがこれは手書きでスライスした檜の骨に描かれていて、檜の削り出しなど各工程を専門職人が担当し完成までに約60時間を費やされている。その値段は19万8千円。そして江戸扇子職人を教えてもらった。
三平さんが江戸扇子職人の松井宏さんのもとを訪ねた。松井さんは2代目で先代が脳梗塞で倒れたのをきっかけに30年に受け継いだ。ほぼ毎日夜9時から夜中12時まで扇子に没頭しているという。和紙を型紙で挟み折り目をつけた後、隙間を作り骨を通す。糊で固定したら完成となる。続けるパワーの源を聞くと伝統を絶やすことはできないという思いと話した。
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- 脳梗塞
続いての老舗店は風鈴の老舗「篠原風鈴本舗」。篠原風鈴本舗では江戸時代から変わらぬ作り方をしている「江戸風鈴」を作り続けており、その生産数は1年で約2万個。風鈴は中国から仏教建築とともに伝わった「風鐸」が起源と言われている。その後江戸時代末期に庶民の手に渡るようになり魔除け以外の意味を持つようになりいつしか夏の風物詩となった。風鈴作りをしている濱田好拡さんは25年修行しており今でも苦労して作っていると話した。代表の篠原恵美さんも父親が言っていたことでベテランの職人さんも納得した風鈴はひとつもないと言っていたと明かした。そして三平さんも風鈴作りに挑戦したそして篠原風鈴本舗の風鈴の最高峰を見せてもらう。
薬丸裕英さんらが挨拶しゲストとして林家三平さんを紹介した。扇子の最高峰がおよそ20万円で5人の職人が関わっているなど話す。風鈴について輸入者は型にいれて作ってしまうため同じ音色になるが手作りは音が異なっており、日本の風鈴の良さであるなど話した。
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- 檜扇
篠原風鈴本舗の風鈴の最高峰を見せてもらう。篠原恵美さんが持ってきたのは市松模様の風鈴で直径約12cm、絵は全て内側から手書きで描かれている。その値段は99000円。ここで4つの風鈴を使った癒やしの四重奏が披露された。
続いてやってきたのはふじや染工房。ふじや染工房では手染めにこだわっているため2つと同じものがない浴衣を作っている。職人の中村隆敏さんは3代目であるなど話す。湿度が高いと均一に染められるため、工房内はストーブを着け打ち水を行っているという。ふじや染工房では引き染めという刷毛でフリーハンドで染めている。特徴として常温の染料を使うことで脂が抜けず艶を保つことができる。
ふじや染工房の浴衣の最高峰を見せてもらう。見せてくれたのは引染めの技法「ぼかし」が使用されており生地を2色で染めるのが特徴で完成まで4カ月をかけた一品
ふじや染工房の浴衣の最高峰を見せてもらう。見せてくれたのは引染めの技法「ぼかし」が使用されており生地を2色で染めるのが特徴で完成まで4カ月をかけた一品。その値段は22万円で歌舞伎関係の人とかが買うことはあるなど話した。そして引き染め「ぼかし」の作業様子が公開された。後継者もおり現在20歳でこの環境があるうちにやろうと決めたという。
福井県の油団を紹介。ひんやりとした感触が特徴で折り重ねた和紙に油を塗り込まれている。ひんやりと感じるのは油を通して体の熱を和紙に逃がすと言われている。丁寧に使えば100年もつとも言われる
VTRを振り返り各地でいろんなものを生み出してきたなど話した。
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ゆうがたサテライトの番組宣伝。東京 ことし一番の暑さ。
落語の麺類の食べ方の違いなどを三平さんが披露した。