- 出演者
- 土屋礼央 岡田結実 村山輝星 桝太一 郡司芽久
オープニング映像。
今回のテーマは「キリン」。キリンの祖先はカントゥメリックス。900万年前、森ではなくサバンナで暮らすようになったカントゥメリックスは首の長い個体が生存に有利となり子孫を残しやすくなった。そうしたことを繰り返していくうちに長い年月を経て今のキリンの姿へと進化したとみられている。
キリンについて紹介。疑問1つ目は「キリンはどうやって頭まで血液を送っている?」。秋田市大森山動物園で調査スタート。キリンの血圧を測るときは血圧計は尻尾に巻く。キリンの血圧は最高227、最低141。人間にとっては倍の数値でもキリンにとっては正常値。血圧が高いため頭まで血液を送ることが可能となっている。
キリンについて紹介。疑問2つ目は「高い血圧を生み出す心臓の仕組みとは?」。国立科学博物館で調査スタート。国立科学博物館には調査・研究を通じて集められた標本や資料が490万点以上。ホルマリン液から取り出したキリンの心臓を見せてもらうと、体に対する大きさでいえば他の動物とさほど変わりはない。ただし、心臓の左心室と右心室で筋肉の厚さが異なり、脳を含む全身に血液を送っている左心室の壁を分厚くすることで強力なポンプとして働いているという特徴がある。この特徴を持つのはキリンだけではないが、右心室との比較でキリンは他の哺乳類よりも高い比率となっている。
村山輝星がキリンの首の長さの秘密に迫った。高い場所の食べ物説の他、ネッキングと呼ばれる頭をぶつけ合って戦う行為のネッキング説があるという。
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キリンについて紹介。疑問3つ目は「キリンの舌はなぜ長い?」。秋田市大森山動物園で調査スタート。にんじんスティックをどう食べるのか観察すると、キリンは長い舌を器用に巻き付けて口に運んでいた。キリンにとって舌は箸の役割。ヤマモモの木の葉を食べるときは舌を使って葉だけを器用に口の中に運んでいる。
キリンについて紹介。疑問4つ目は「キリンの口はなぜ細長い?」。キリンは奥歯から先の長さが頭全体の約半分を占めている。地面の草を食べる水牛を使った実験で、食べるものの違いが口の形に影響していることが分かった。
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村山輝星がキリンの鳴き声の秘密に迫った。キリンは極稀に鳴くことがある。キリンの鳴き声は牛のような鳴き声。ほとんど鳴かない理由は謎だそう。
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専門家・郡司芽久先生への質問コーナー。「キリンの上に乗りたい」という話題には、人が上に乗るのは難しいとのこと。「体の柄が気になる」という話題には、キリンは木陰に座っている時間が長く、木陰の下にいると見つけることが難しいからなのだという。
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キリンについて紹介。疑問5つ目は「キリンのフンはなぜ小さい?」。キリンのフンは小さい。フンの中には木の葉や草の繊維が詰まっている。キリンと比べてゾウは草の繊維がかなり粗い。この違いは反芻を行うか行わないかの違いなのだという。反芻とは飲み込んだ後に再び口に戻してかみ直すこと。
キリンについて紹介。疑問6つ目は「葉だけで大きな体を維持できる?」。キリンの胃は4つの部屋に分かれている。中でも重要なのが第一胃。第一胃にはたくさんの微生物が住んでいて食べた葉を消化・分解している。そこから必要な栄養素が生み出されることでキリンの体は支えられている。また、キリンは栄養素を速く吸収できる体の構造となっている。
郡司芽久先生は「キリンと同じ植物を食べる動物でも全然違う道を辿っていった生き物もいる」などと話した。
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エンディング映像。
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