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イチローは2020年から高校球児への野球指導に取り組んでいる。イチローが3人の高校生に投げかけた言葉を紹介する。
オープニング映像。
巨人で活躍する若手、浅野翔吾は2023年のドラフト1位で入団した。背番号は現役時代のイチローと同じ51番。高松商業時代、練習しているところにイチローが指導にやってきた。イチローは「全力の中で形を作ることを目指している」と伝えた。浅野はその言葉が成長の糧となった。3年のとき夏の甲子園ではホームラン3本、打率7割を記録しチームを52年ぶりのベスト8に導いた。
浅野がイチローから受けた「全力の中で形を作る」という教えは、現在の高松商業にも受け継がれている。そのことを聞いたイチローは「そんな風になるとは思わなかった、めちゃ嬉しい」などと話した。原点は18歳の時に2軍コーチに内角の速球を正しい形で引っ張る練習をさせられたことだという。
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- 香川県立高松商業高等学校高松市(香川)
富士高校3年の富永さんは、去年12月に内緒でやってきたイチローに出会った。イチローは元気がないことが気になり、声をお腹から出そう、元気を出そうと部員たちに伝えた。富永さんはイチローのノックを受けた。「いい思い出になりました」と伝えると「思い出違うから、頑張れ」「頑張るためにやってんだから」と返された。その言葉を胸に野球をやりきった。現在は明治大学進学が目標。野球は高校までと思っていたが、大学で野球のマネージャーをやりたいと考えていると話した。
周南公立大学2年の大仲さんは智辯和歌山時代にイチローの指導を受け、夏の甲子園で最多タイ10安打をマーク。21年ぶりの日本一に貢献した。イチローにとって初めての高校野球指導となったのは智辯和歌山だった。イチローは最後に部員たちに「ちゃんとやってよ」「ずっと僕見ているから」と伝えた。その後最大のライバル市立和歌山に勝てない状態が続いていたとき、チームではイチローの言葉の意味について話し合った。自分自身でどれだけ自分を律して行動できるか、一人一人が考えてプレーするということに気づき、日本一の夢が蘇った。
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2021年和歌山県大会決勝で智辯和歌山は市立和歌山に勝利し甲子園の切符を掴んだ。大仲さんは夏の甲子園で最多タイ10安打をマーク。21年ぶりの日本一に貢献した。強豪大学からも声がかかったが一般受験で公立大学に進学した。「厳しい道を選べる人間になりなさい」というイチローの言葉を思い出して決めたという。中国六大学ベストナインも獲得した。
イチローは「厳しい道」についてMLB挑戦を挙げた。日本球界で圧倒的な成績を残し、27歳のときに日本人野手として初めてメジャーリーグに挑んだ。歴代最多日米通算4367安打を記録した。大仲さんが厳しい道を選んだことについて「思い出してくれてるだけでも嬉しい、ただ結果として出してほしい」と話した。
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イチローは必ずその日の限界を迎えることを目標にしている、それを重ねてきた結果今がある、どれだけ失敗できるかってことに将来その人の真価が出ると話した。
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