周南公立大学2年の大仲さんは智辯和歌山時代にイチローの指導を受け、夏の甲子園で最多タイ10安打をマーク。21年ぶりの日本一に貢献した。イチローにとって初めての高校野球指導となったのは智辯和歌山だった。イチローは最後に部員たちに「ちゃんとやってよ」「ずっと僕見ているから」と伝えた。その後最大のライバル市立和歌山に勝てない状態が続いていたとき、チームではイチローの言葉の意味について話し合った。自分自身でどれだけ自分を律して行動できるか、一人一人が考えてプレーするということに気づき、日本一の夢が蘇った。