- 出演者
- 中川栞 別府正一郎
オープニング映像。
インドにとって対中国が外交の大きな課題になる。インド・モディ首相はグローバル・サウスとの連携も強めている。インド外交専門家・サンジャヤバル氏は「モディ首相の政策は新しいものではなく、グローバルサウスの主張は初代首相のネルーまで遡る。南の途上国と連携する政策はインドの歴史と密接につながっている。インドは英国、フランス、オランダ、ポルトガルの植民地下支配を受け、独立運動はヨーロッパ植民地主義との闘いだった。そこに南の多くの国々との共通点がある。そして今日も世界的課題に向き合うために連携している」と話す。またモディ政権の問題点については、「インド国内でのヒンドゥー教徒以外の少数派の扱いについて懸念が高まっている。イスラム教徒、キリスト教徒、シーク教徒に対する問題である。民主主義制度の後退も懸念されている。インドではメディアに自由がないと感じていて、特に米国はこれを問題視している」と指摘する。インドの国民意識を理解することがポイントとなる。ムンバイにあるガンジーがかつて一時的に滞在した家を訪ねた。現在は博物館になっておりガンジーの生涯が模型で展示されており、1893年にガンジーが若い頃に弁護士として滞在していた南アフリカで直面したある事件が取り上げられていた。当時の南アフリカはオランダ系やイギリス人らが支配を強めており、ガンジーは肌の色を理由に白人らから1等車から強制的に降ろされる事件があり、この事件をきっかけにガンジーは白人による植民地支配との戦いを決意したという。
南オーストラリア州の首相の意向が通れば、ソーシャルメディアはたばこや酒と同じように規制される可能性がある。南オーストラリア州の首相は、州政府が若者に有害な商品やサービスへのアクセスを規制し制限することを務めてきた。携帯電話とソーシャルメディアの過度な利用についても同じことを検討すべき時だとしている。首相は14歳未満のソーシャルメディアの利用を州法で禁止することを提唱している。まず高等裁判所の元裁判長が州法で禁止することが可能か法的に検証することになっている。子どもの安全推進派は法律で制定されれば保護者の負担が軽くなるとして法案を支持している。ソーシャルメディアの多くが年齢制限を設けていて、13歳未満は登録できないことになっている。ただ南オーストラリア州の首相は既存の年齢制限では不十分だとしている。同様の法律は米国フロリダ州など海外ではすでに制定されているところがある。全面禁止を支持しない専門家もいる。
生成AIがもたらす革命について、亡くなっている俳優が登場するのはすでに実現している。高度な技術を実現するスタジオには170台のカメラが設営され、リアルな細部を再現できるという。スキャン機能を使えばアバターに自由にさせることができ、あらゆる動きも場面の演じ分けも好きな会話を自由にさせることができる。新しいテクノロジーは、映画を次の時代に突入させる力を持っている。去年、ハリウッド俳優が起こしたストライキの主な理由の一つが生成AIの現実化だった。姿だけでなく声が利用されることもあるという。フランスアニメ界の声優は知らないうちに声紋コピーによるサンプル収集をされたという。
あすの特集は、マレーシアの映画界について。国際的な舞台で脚光を浴びたが、国内では別の自主制作映画が上映を禁止され社会に波紋を投げかけている。
- キーワード
- カンヌ国際映画祭
エンディング。出演者が挨拶した。
歴史探偵の番組宣伝。
すこぶるアガるビルの番組宣伝。
あしたが変わる トリセツショーの番組宣伝。