2024年5月9日放送 10:05 - 10:55 NHK総合

キャッチ!世界のトップニュース
インド ロシア

出演者
望月麻美 高橋彩 別府正一郎 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

中継 ニューデリー

インド・ニューデリーから中継。現地では総選挙の真っ只中だという。今回はインドの外交政策の行方を取材した。

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ニューデリー(インド)
(ニュース)
中国 習主席 セルビア訪問

ヨーロッパを訪問している中国の習近平国家主席はフランスに続き、7日セルビアを訪れた。セルビアの次はハンガリーを訪れてヨーロッパ歴訪を終える。セルビアにとって中国はEU(ヨーロッパ連合)以外では最大の貿易相手国。習主席の訪問はNATO(北大西洋条約機構)がセルビアの中国大使館を誤って爆撃し3人が死亡してから25年の節目となる。習主席は「中国が決して忘れることのない出来事だ」と強調した。1999年5月7日NATOはコソボ紛争でセルビア軍を攻撃していたがベオグラードにある中国大使館を誤爆。中国人記者ら3人が死亡し20人が、けがをした。当時の米国のクリントン大統領は情報に間違いがあったとして誤爆を謝罪した。2016年、セルビア東部のスメデレボ製鉄所はずさんな経営で破綻寸前だったが中国企業の河北鋼鉄グループがセルビア政府の協力を得て傘下に収めた。7年間、赤字続きだったスメデレボ製鉄所は半年以内で黒字転換した。5000人の雇用が守られセルビアいちの輸出企業となり従業員らには習主席自身から希望の手紙が送られた。こうして、中国とセルビアの間に厚い友情を生み出した。誤爆事件から25年となった7日、セルビアに到着した習主席は「筋金入り」という表現で友好関係を強調した。ベオグラードの空港に降り立った習主席には赤い絨毯が敷かれブチッチ大統領がみずから出迎えるなど手厚い歓迎を受けた。習主席には彭麗媛夫人、王毅外相ら総勢400人が同行した。首脳会談では貿易問題などがテーマで去年は、ブチッチ大統領が北京を訪問し今年7月に発効する自由貿易に関する合意など18の文書に署名した。

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習主席 セルビア訪問の狙い

中国・習主席が中国大使館がNATOによって誤爆された日に合わせてセルビアを訪問。米国主導のNATOへの対抗姿勢を示すねらいがあったものとみられる。セルビアはNATOに加盟しておらず近年の世論調査では国民のおよそ8割がNATO加盟に反対している。中国はNATOのアジアでの影響力拡大を警戒していてその中国にとって、セルビアはまたとない訪問先だといえる。中国は、これまでセルビアに対し鉄道や橋などインフラ投資を行ってきた。また、電機メーカーや鉱業会社などが進出して現地に雇用を生み出している。ヨーロッパでは経済や安全保障上の理由で中国に対する警戒心も出る中でセルビアとの友好関係を強化しヨーロッパの連携にくさびを打ちこむねらいもあるとみられる。

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ニュースラインナップ

「パリオリンピック聖火フランスに到着」など番組後半のラインナップを伝えた。

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ワールドEYES
別府キャスター報告 大国インドの国民意識

インド総選挙。現地から報告。選挙戦では今のモディ首相率いる与党が優勢と伝えられている。支持の広がりの背景にあるのはモディ首相が掲げるニューインディアのもとでの国民意識の変化。豊かになったインドは世界で主要な国になっているという大国意識を強めている。実際、インドは来年以降GDPで日本も抜いて世界3位になり世界経済は、米国、中国、インドの3強の時代に突入すると予測されている。IMF(国際通貨基金)の予測ではインド経済は今後も年6%を超える成長を続ける見込み。選挙戦でモディ首相はこうした経済成長はみずからの実績だとしてその波に乗るように支持を広げている。将来的にはインドでオリンピックを開催したいと意気込みを打ち出している。

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インドの外交。現地から報告。米国など西側が主導する秩序にインドが合わせるだけの時代は終わったという意識か。それが具体的に現れているのがロシアのウクライナ侵攻への対応だといえる。インドは国連総会でロシアの侵攻を非難する決議案の採決では日本や欧米に同調せずに棄権を続けていて、ロシアに一定の配慮をする姿勢をとっている。ロシアに対する西側主導の経済制裁にも参加していない。ロシアとの関係さらにはグローバルサウスの盟主も自認している外交姿勢をとっているのはなぜなのか。歴史的な背景を取材。留学生の受け入れに加えてインドはロシアからの軍事支援も受けてきた他ロシアのウクライナ侵攻以降は大量の石油も輸入するようになっている。去年、行われた国際的な世論調査ではインドでは「ロシアのプーチン大統領を信頼する」と答えた人が60%近く。調査対象の24か国の中で最も多く日本や欧米とは極めて対照的にロシアに好意的な世論が浮かび上がっている。さらにモディ政権はグローバルサウスの盟主を自認し新興国や途上国の主張を強調する立場を鮮明にしている。背景には、インドがかつて植民地支配に翻弄されそれと闘ってきた歴史が大きく影響している。

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インド総選挙。現地から報告。最初の投票が先月19日に始まり今、全国で順次行われていて来月4日に一斉に開票される。専門家の間でも、与党が勝利しモディ首相が3期目に入るという見方が大半。西側と協調する一方でロシアとも良好な関係を維持する姿勢、グローバルサウスの立場も協調するモディ外交はさらに強まっていくとみられる。

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(ニュース)
聖火 フランスに到着

パリオリンピックについて。フランスで人気ナンバーワンのラッパーのジュールさんが聖火台に点火。水泳のメダリスト、マヌドゥも登場。陸上のケイタにトーチを手渡し、陸上トラックを模した桟橋をともに歩いた。上空では空軍のアクロバットチームが5つの輪を描いた。マヌドゥは聖火を運んだ帆船の甲板でトーチを受け取り、観衆に手を振った。多くの人が聖火を積んだ帆船を出迎えた。このあと聖火はフランスのラスコー洞窟や中世都市カルカッソンヌ、ベルサイユ宮殿、モンサンミッシェル、上陸作戦が行われたノルマンディーの海岸などをめぐる。聖火リレーのコースを紹介。南仏プロバンス、コートダジュール、コルシカ島、ピレネー山脈、アンティル諸島、ティアナ、ポリネシア、ニューカレドニア、レユニオン島、南仏のヴァントゥー山、モンブラン近く、ストラスブール、ブザンソン、ブルゴーニュなども巡る。

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アストラゼネカ コロナワクチンから撤退

英国の製薬大手・アストラゼネカは、新型コロナワクチンの世界市場撤退を発表した。このワクチンは新型コロナウイルスの感染拡大の初期にオックスフォード大学の研究者が開発し、量産が行われた。撤退の理由は需要の減少だという。このワクチンは10ヶ月という記録的スピードで作り上げられ、当時の英国・ジョンソン首相が英国科学の勝利と賞賛した。

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代筆します「母の日」カード

若い詩人がタイプライターを使って才能を発揮している。米国・ブルックリンに住む起業家の男の子がクリスマスプレゼントにもらったタイプライターを使って特注のカードを作ってくれる。料金は50セント。男の子にバレンタインデーカードの代筆をお願いしたお客さんがその様子をTikTokに投稿すると動画が拡散。動画は500万回以上視聴され、母親にはオーストラリアからも寄付が届くようになったという。男の子は学校の休みに商売をするという。

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ニュースラインナップ

これまでに入っている主なニュースを紹介した。米国のバイデン大統領は8日、CNNテレビのインタビューで“イスラエルがガザ地区南部ラファへの地上作戦を行った場合、武器を供与しない”と述べた。去年10月にガザ地区で戦闘が始まって以来、バイデン大統領が公にイスラエルへの武器支援の停止に言及したのはこれが初めて。

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(エンディング)
あすは

キャッチ!世界のトップニュースの次回予告。「村上隆さんが語る広重の魅力」など。

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村上隆
心を癒やすピアノ ウクライナ

夜明けにウクライナ・オデーサの海辺で行われたピアノの演奏。ミュージシャンのヤンチュクさんがコンサートを開いた。オデーサではロシア軍の攻撃への警戒が続く。

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