- 出演者
- 望月麻美 高橋彩
オープニング映像が流れ、望月らが挨拶した。
フランスを訪問している中国の習近平国家主席とマクロン大統領が会談しウクライナ情勢やEU（ヨーロッパ連合）が指摘する中国との貿易の不均衡の問題などについて意見を交わした。習近平国家主席は6日、フランス・マクロン大統領とヨーロッパ連合のフォン・デア・ライエン委員長とパリで三者会談を行った。マクロン大統領とフォンデアライエン委員長は、中国が低価格の電気自動車やエネルギー製品を過剰に生産しているとされることについて対応を求めるとともに、習主席がロシア・プーチン大統領に働きかけウクライナ侵攻を終結に向かわせるよう呼びかけた。習主席は会談の中で「中国はヨーロッパ連合との関係について常に戦略的かつ長期的視点で臨んでおり、中国とフランスの関係および中国とEUの関係が強化されることを望む」と述べた。
中国・習近平国家主席が国賓としてフランスを訪れまずエリゼ宮でマクロン大統領、EU・フォンデアライエン委員長との3者会談を行った。会談で委員長は中国との通商問題に対する苛立ちを隠さず公正な貿易を求めた。公正なルールとは中国企業への補助金の停止。中国の過剰生産は非難の的だが、習主席の見方は異なるようで会談後、中国政府は過剰生産の問題は存在しないとの発表した。貿易摩擦と並んでウクライナ侵攻も今回の議題の一つで、中国はロシア側につき大きな役割を果たしている。中国はロシアに直接、武器を提供していないが、武器を製造するための部品を大量に送っている。中国・習主席はそれをもう行わないと約束した。それまで中国は自らの陣営として明確にロシアを選んでいた。
パキスタンではミルクを入れた紅茶を飲むのが一般的だが、北西部の都市ペシャワルではカワと呼ばれる緑茶が人々に親しまれている。ところが、時代の変化や経済の悪化を受けてカワを提供する店の閉店が相次いでいるという。ペシャワルはアフガニスタンに近くシルクロードの交易の拠点として知られ2500年以上前から栄えてきた歴史のある町。ムガール帝国の時代に商人たちが滞在したとされる宿も残っている。この町で親しまれてきたのがカワと呼ばれる緑茶。カワを売る店は、朝から市民の社交場になっている。こうした店は今から遡ること数百年前交易が盛んだった時代から存在していたとされる。しかし今、町ではカワの店の閉店が相次いでいる。理由の1つは人々の生活の変化。仕事が忙しくなりゆっくり、店で過ごす人が減少。店で会話を楽しんでいた客も最近ではSNSに夢中になり一度に注文する量も減った。さらに、経済の悪化が追い打ちをかけている。深刻なインフレに加え2年前の大規模な洪水で主要産業が打撃を受け失業者も続出。人々は財布のひもを締めている。
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- カワパキスタンペシャワル（パキスタン）
イスラマバードにあるカフェから中継。カワの他、イギリス植民地時代を経て広がったチャイなどが人気。24時間営業の店では友人や家族などと語り合う姿が見られる。飲み方もいろいろで、この店では水牛のミルクを使っているが、砂糖ではなく、塩を溶かして飲む人もいるという。パキスタンの人にとってはコミュニケーションのきっかけとしてお茶は欠かせないものになっている。パキスタンでは茶葉を輸入に頼っているが、通貨安の影響で値段が上がっている。パキスタンにとって欠かせないお茶だが、経済の影響を大きく受けている。
「スターライナー」が7日に初の有人飛行での試験飛行を行う。NASA（米国航空宇宙局）の2人の飛行士が国際宇宙ステーションに向かう。2019年、最初の無人試験飛行ではソフトウェアの不具合で国際宇宙ステーションに到達しなかった。2022年に行った2回目の試験飛行では、到達したものの推進装置の一部と冷却システムに問題が見つかった。また、ボーイングは一部の航空機のトラブルから厳しい目で見られている。「スターライナー」は打ち上げから24時間後にドッキングして、10日後に帰還する。そして、米国南西部の砂漠に着陸する予定。
特集はクラシック音楽でつながるアジア。
フランス・パリで行われたバゲットのコンテストを紹介。最終候補に残った173本の味や焼き具合など厳しく審査。優勝したバゲットのお店は大盛況。優勝したパン職人のザビエルネトリーさんは25年パン職人をやっているという。優勝者には賞金と1年間大統領府へのバゲットの納入という栄誉が与えられる。
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