- 出演者
- 望月麻美 池間昌人 マイケル・マカティア
オープニング映像が流れた。
昨日12日は1990年に当時のソビエトの枠内で国家として主権を宣言したことにちなむ記念日「ロシアの日」だった。当初はソビエト崩壊に伴う民主化の原点ともなっていたが、ウクライナ侵攻を続ける中、プーチン大統領は自国の歴史観や愛国心を強調する日と位置付けている。国営ロシアTVは友好国に加えて米・ルビオ国務長官から祝電が届いたことを伝えている。ルビオ国務長官は祝電で「アメリカはウクライナ紛争の解決を含む諸問題でロシアとの建設的な連携を目指す」としている。
G7サミットについて、森聡さんと伝えていく。トランプ大統領は法の支配などの価値観を軽視していると見られるが、ここでも西側諸国の中心であるG7と決裂せずに協力を打ち出せるかが焦点となる。貿易・気候変動問題で足並みも揃えられずにいるが、議長国のカナダが不一致を出さないように議題を選ぶ状況となっている。優先課題は中国とも関連する鉱物資源の供給やサプライチェーンとなっていて、他にもイスラエルがイランを攻撃することやウクライナ情勢、AIや量子などの技術、偽情報や組織犯罪の問題、インフラ整備や雇用創出などを議論していくことになると見られる。
ウクライナ情勢を巡っては、G7は一致してロシアを避難してきたが、トランプ大統領はウクライナを批判するとともにロシアに対しては追加制裁を示唆しながら課さない状況となっている。政権としてもロシアと建設的に関与していくとメッセージを出すなどしていて、厳しい立場を取れるかは不明瞭となっている。トランプ大統領はかつてロシアを加えてG8に戻すべきと主張していたが、今回は状況が険悪な状況が続いていることから避けるものと見られる。ウクライナ情勢をめぐり追加の支援や制裁を出せるかが焦点となり、対中関係を巡っては技術・経済で作を出せるかが焦点となる。森さんは日本はカナダと協力して決裂しないように議論を進める必要があると言及し、アジアを代表して中国・北朝鮮の問題を提起していくことが求められるとしている。西側諸国に対しての悲観論も聞かれるが、新しくG7を作り変えていくことが大切としている。
ニューヨークでは市長選挙が盛り上がりを見せているそう。最有力候補はアンドリュー・クオモ氏とのこと。新しいシステム“優先順位付投票制”というのが話題で選挙の在り方にも影響しているそう。
マンハッタンのビルの一角に、故障した電化製品などを持ち込むと無料で修理をしてくれる取り組み「Repair Cafe」がある。DIYや修理が得意なボランティアが待ち構え、成功率は90%。修理の内容について詳細に記録し、世界中にある3000を超えるリペアカフェに共有し修理の成功率を上げるためなどに生かされている。
池間さんは「良いですね、物をすぐに使い捨てしないで直せるものは直して大事に使い続けていこうという動きが出てるんですね」などとコメントした。
ロシオさんがリペアカフェを始めた理由について。リペアカフェはネットで偶然見つけた。カフェを立ち上げた2022年は物価高の中、まだ使えるものがたくさん捨てられており、こうした状況をリペアカフェで改善できると考えたそう。今後はリペアカフェだけにとどまらず家でも治すようになればいいと思っている。メーカーにもみんなが修理を学ぼうとしていると知らせたいし、それをデザインや壊れにくい製品作りに生かしてほしいとした。
リペアカフェは2010年にオランダ・アムステルダムで始まり、今は世界中で3000以上のリペアカフェがある。アメリカは200しかないが、ニューヨークには今月2つ目のリペアカフェがオープン予定。
韓国軍は軍事境界線付近で続いていた北朝鮮による騒音放送が一昨日の夜を最後に確認されていないと明らかにした。この日は韓国側が李在明代表の指示で大音量のスピーカーを使った北朝鮮向けの宣伝放送を停止したばかりで、韓国を敵対国と位置づける北朝鮮が韓国の新政権にどのように対応するのか関心が集まっている。統一省の関係者は軍事境界線付近に住む住民たちの苦痛が和らいだとし、南北間の緊張緩和と相互の信頼回復に向けた大きなきっかけになったとした。次の段階として軍事境界線付近での射撃訓練中止の可能性も囁かれているが、国防省は予定通り行うという立場。
大勢の人が一緒に作っているのはつり橋用の太い綱。16世紀に滅亡したインカ帝国の時代から受け継がれる橋の架替作業。毎年6月になると3日かけて皆で作業して新しい橋に替えていく。4つの地域から1100人もの人々が集まり、干し草から綱を手作りする。枝をロープに挟んで歩くための足場を作っている。橋の架替技術は2013年にユネスコの無形文化遺産にも認定された。
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