- 出演者
- 設楽統（バナナマン） 小池栄子
今回はカメルーンのエボゴ村。村人は虫を捕ってフランスを中心に輸出しているという。アフリカ未開のジャングルで未知の生物を追う旅。ジャーニーは世界のアリハンター・島田拓。
今回のジャーニーは世界のアリハンター・島田拓。ただアリが見たいという情熱だけで世界中を旅している。全壊はオーストラリアで食べられるスイーツアリの捕獲に成功し1つ夢を叶えた。今回はアフリカに生息する伝説のアリである、サスライアリの女王を探しに行く。サスライアリの女王は1000万匹の働きアリを一匹で束ね、1日数千匹の子どもを産み寿命は約30年。その姿をとらえることは困難で、番組で撮影できれば世界から称賛されるビッグプロジェクトだと島田は語る。今回は島田が師匠と仰ぐ丸山先生の調査に動向する。
スタジオにアリハンター島田拓と昆虫学者の丸山宗利が登場。丸山は島田は野生の勘がするどく、小さな生物を探すのが得意なのだと話した。今回、2人はレアなサスライアリの女王を探す。島田は一番見たいアリがサスライアリの女王だったという。丸山が一番好きな虫はシデムシという死体に集まる甲虫の仲間だという。今回はカメルーン南側のジャングル地帯を旅した2人。現地には病気を媒介する吸血性の昆虫が多く、ハイリスク ハイリターンなジャングル旅。2人が旅の前にリストアップした見たい生き物は「アフリカ最大のカブトムシ」や「世界最大級のサソリ」など。一番はもちろん「世界最大 伝説のアリ」であるサスライアリの女王。
島田と丸山はカメルーンのジャングル・ディザンゲ村へ渡った。5日間で5つの激レア生物とサスライアリの女王を狙う。初日はロッジ周辺を探索。すると島田がいきなりサスライアリの行列を発見。サスライアリは世界最大級の巨大コロニーを形成し、その数は1000万匹以上。最大の特徴は牙で“森の悪魔”とも呼ばれている。最強の1000万匹を束ねるのが1匹の女王アリ。行列はジャングルに続いており辿るのは不可能。2人は7時間行列を観察、スタッフが暑さでダウンしこの日は終了した。
サスライアリの行列を7時間観察していた島田と丸山。島田は好蟻性生物というアリの家族に紛れて生きる生物を見たかったのだと説明した。サスライアリの女王を見つける方法は引越し行列を見つけることで、引越し行列では働きアリは幼虫を運んでいるのですぐに分かるが、引越し行列に出会うこと自体が奇跡に近いという。
2日目もロッジ周辺から探索。すると再び奇跡が起きた。
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- サスライアリディザンゲ村（カメルーン）
ロッジ周辺を探索すると伝説への唯一の手がかりとなる引越し行列を発見。ここから2人は女王が通るまでひたすら張り込み。アリは土で壁を作り幼虫を守りながら行列を進むため、見えやすくするために壁を崩すが、アリは再び壁を作るため女王探しは困難。サスライアリは一匹の女王アリが百万～数千万のアリを産み、行列のアリは全てメス。オスは繁殖期だけ現れ、別の巣の女王と交尾すると役目を終えて死んでしまうという。島田と丸山は引越し行列を7時間以上観察したが女王アリは現れず一旦退散することに。
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- サスライアリディザンゲ村（カメルーン）
2人はこの後は白い幕と光で昆虫を採集するライトトラップを行うという。夜になるとライトトラップには様々な虫が集まり、3cmサスライアリのオスを観察できた。さらに、2人が見たいリストにあったアフリカ最大のカブトムシであるケンタウルスオオカブトを発見した。
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- ケンタウルスオオカブトサスライアリ
3日目は捜索場所を変更。知る人ぞ知る昆虫の聖地・エボゴ村へ移動。この村は村人が昆虫採集を生業にしている通称“虫捕り村”。海外に生体や標本を輸出して収入を得ている人も多いという。ロッジの庭先をちょっと歩いただけで一風変わった様々な生き物を発見できた。探索し様々な生き物を見つける2人。そして、カメムシ界のスーパースターであるクワガタマルカメムシの採集に成功。
2人はエボゴのジャングルの奥地へ進む。次に狙うのは世界最大級のサソリであるオオダイオウサソリ。朽木をめくって探す島田。サソリを探す間にオオキノコムシやカブトアリなどの生き物を見つけた。しかしオオダイオウサソリは姿を現さず一旦、小休止。食事後に雨上がりを待って夜のジャングルへ。すると、ミイデラゴミムシやメンガタクワガタなどを見つけた。そして、オオダイオウサソリを探して夜の森を歩いて2時間、チャンスがやってきた。
オオダイオウサソリを探して夜の森を歩くこと2時間。サソリの爪を見たという島田は巣穴の前にバッタを置き、サソリをおびき寄せることに。すると、40分後出てきたオオダイオウサソリを捕獲した。この個体は子どもだが、大人になると全長20cmを超える大きさになるという。
探索4日目、ここで最強助っ人を招集。丸山が全幅の信頼を寄せる虫捕り名人のフダさんが参加。だいたいの生息場所を把握しているフダさんは合流からわずか10分でお目当てのオオキバドロバチを捕獲。さらに、ホウセキカミキリのもとにも案内してくれた。
フダさんの案内で丸山はホウセキカミキリを捕獲。世界一美しいカミキリムシで熱心なコレクターがいる虫だという。貴重な昆虫を連続ゲットし、残るは伝説の女王ありのみ。
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- エボゴ村（カメルーン）ホウセキカミキリ
虫捕り名人のフダさんも女王は一度しか見たことがないという。
「クレイジージャーニー」の次回予告。