- 出演者
- 斎藤隆
オープニング映像。
- キーワード
- 大谷翔平
6月、663日ぶりにマウンドに立った大谷翔平。復帰後、特に周囲を驚かせたのが球速。平均球速は約2キロアップ。肘の手術を2回受けた投手は球速が落ちる傾向にある中で異例の進化をみせた。最新のデータ解析からは球速以外でも進化していることが明らかになった。それはボールの回転数。メジャー平均を大幅に超える数値に向上している。筑波大学の川村教授はその鍵が投球フォームにあると指摘する。
これまでの大谷翔平の投球内容について斎藤隆氏は「そもそも2度目のトミー・ジョン手術から普通に戻って来ることも大変だが、進化を遂げて戻って来たというのは驚き」などとコメントした。今後、怪我なく活躍するためにポイントとなるのが球数。大谷は登板を重ねるごとにバッター1人あたりの投球数を減らしてきている。
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昨シーズン、地区優勝を争ったパドレスvs.ドジャースでの試合。デッドボールの応酬が続き、3試合で5死球に。メジャーリーグでは怪我につながる危険なプレーやデッドボールに対しては報復もやむを得ないという考え方があるといわれている。チームメイトを守るためには一歩も引かない姿勢を見せることが大事だとされてきた。大谷翔平の打席でもデッドボール。この時、大谷は争いにならないようチームメイトを落ち着かせる仕草をみせた。メジャーリーグを40年近く取材してきたジャーナリストは大谷によって新たな文化が生まれるのではないかと期待している。
大谷翔平の振る舞いが話題となったこのエピソードには後日談がある。先日行われたオールスターの前日、大谷は自身にデッドボールを当てたスアレスと談笑していた。斎藤隆氏は「人柄に惚れ込んでしまう」などとコメントした。