2026年2月4日放送 19:30 - 19:57 NHK総合

クローズアップ現代
表彰台独占なるか “最強日本”男子ハーフパイプ

出演者
桑子真帆 野上大介 
(オープニング)
今回は…

今回はスノーボード男子ハーフパイプを特集。そのトップ選手は平野歩夢選手。しかしオリンピック前最後の試合で壁に叩きつけられるアクシデントで五輪への懸念も。さらにその背中を追いかけ活躍する選手たち。その最高レベルの大会を密着取材で大会の行方を占う。

キーワード
ミラノ・コルティナダンペッツォオリンピック北京オリンピック国際オリンピック委員会平野歩夢平野流佳戸塚優斗
オープニング

オープニング映像が流れた。

クローズアップ現代
“最強日本”メダル独占は? スノボ男子ハーフパイプ

ミラノ・コルティナ五輪のシーズンは去年12月に中国で幕を開けた。連覇を目指す平野歩夢や他の日本代表の選手も顔を揃えた。技の難度や独創性、完成度を採点するハーフパイプ。しかし、この日のパイプの状況が悪く、次々と転倒する。 そうした中、平野歩夢は難易度の高い技を繰り出し、着地を完璧にこなす完成度をみせた。平野の強さの秘密はエアと呼ばれるジャンプにある。単純なエアを何度もこなす平野は、踏み切りのタイミングや着地の感覚を研ぎ澄まそうとしていた。その練習から生まれたのは世界一の高さとも言われる、6m近い高さのエア。滞空時間が長くなり、空中で難度の高い技が繰り出せるという。平野が生まれた年に正式種目となったハーフパイプ。それから28年、レベルがあがる中で飛躍的進化を遂げているのが空中での回転数。けん引したのはショーン・ホワイト選手。平野はその後を追いかけた。前回大会でたどり着いたのは軸をずらしながらトリプルコーク1440は縦3回転、横4回転。その試合で引退したショーン・ホワイトに勝利し、平野は金メダルに。

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ショーン・ホワイトミラノ・コルティナダンペッツォオリンピック北京オリンピック国際オリンピック委員会長野オリンピック

その大会後に、若手選手たちがトリプルコーク1440を次々に習得。この技は今は上位を争うには、必須と言われるほどになった。今回のオリンピックは平野はこれまでにない技でライバルたちの先を行こうとしている。地元の新潟で、新たな技を開発しようとこの日挑戦していたのはダブルコーク1620。縦に2回回りながら、横4回転半する前回大会より横に半回転増やした。平野はこの未知への一歩には不安がつきまとうという。そのオリンピック前の最後の試合で、難度の高い技を確実に決めていく中で平野は空中でバランスを崩し壁に叩きつけられてしまった。試合後に複数箇所の骨折や打撲が判明した。このケガついて専門家の野上大介はオリンピックへの影響は確実にあると答え、体に衝撃がかかるスポーツだというが、ソチ五輪でも平野選手は足を痛めながらも大会に挑み銀メダルを獲得したという。そしてトリプルコーク1440の最高到達点はそのフィールドの高さから見れば13mも飛んでいることになり、ビルの高さ4~5階の高さになるという。

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2025 FIS第16回スノーボード世界選手権スイスソチオリンピック北京オリンピック国際オリンピック委員会平野流佳村上(新潟)

そして今回の日本代表の選手を紹介。平野歩夢選手、平野流佳選手、戸塚優斗選手、山田琉聖選手と紹介した。野上は全員が金メダル射程圏内という話には平野歩夢の存在が大きいと答え、その背中を見て憧れた結果だという。追い越そうとしてきた選手の中であと一歩と見えてきたのは戸塚選手。去年12月に、平野が練習していたあのダブルコーク1620の技を成功させていた。しかし、最後に着地を失敗し悔し涙となった。小学3年で競技を始めた戸塚は、空中感覚に優れ周囲から天才ともてはやされてきたという。北京オリンピック前のシーズンは出場した5試合で全てで優勝し金メダル候補に。しかしいくら結果を出しても手応えを感じていなかったという。その不安は北京オリンピックで現実のものになり、着地でズレが生じて10位に終わった。精度をあげるために頼ったのは日本代表のスタッフの白川尊則さん。白川さんは基礎から作り直す必要があると感じてたという。二人で始めたのは飛び出す際の体の使い方や滑る時の姿勢の見直し。技を繰り出す前の動きを指導した。スタート前にはその動きを思い出しながらその動きを大事にするようになった。ワールドカップの勝利から3年遠ざかる中でひたすらに基礎的な練習を続けていた。

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2025 FIS第16回スノーボード世界選手権PeXアフロミラノ・コルティナダンペッツォオリンピック北京オリンピック国際オリンピック委員会山田琉聖

昨シーズンのワールドカップでその成果が現れ、安定感を手に入れ優勝した。 今回のオリンピックで金メダルの切り札を作れないかと戸塚は、スイッチバックサイドという技の回転数を増やそうとしていた。通常は左足を前にして滑る戸塚は、スイッチバックサイドは反対の右足を前にして後ろ向きに回転する難度が最も高いエアの種類。公式大会ではこれまで3回転半までしか決めた選手はおらず、立ち返ったのがあのルーティン。すると戸塚は四回転に成功した。これまでの記録から半回転増やした。本番では4回転半に挑戦することも見据えている。さらに野上が注目している海外の選手を紹介。オーストラリアの選手のスコッティ・ジェームズは180センチ以上の選手だという。また平野流佳選手、戸塚優斗選手、山田琉聖選手について解説。さらに大会に出場する女子選手も紹介した。ミラノ・コルティナ2026オリンピック女子ハーフパイプは13日、男子ハーフパイプは14日に行われる。

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(エンディング)
エンディング

エンディング映像が流れた。

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