- 出演者
- 野上慎平 坪井直樹 山本雪乃 住田紗里 森千晴 武隈光希 三山賀子 舩橋沙貴
侍J に立場かる中南米野球。ドミニカ共和国とベネズエラの大きな違いとは。きょうドミニカ共和国とベネズエラの一戦で侍ジャパンの準々決勝の相手が決まる。中南米野球に詳しいスポーツライター・中島大輔氏は「ドミニカ共和国の特徴として、やっぱりデカい。ドミニカ共和国は10歳くらいから週1回しか学校に行かずに野球だけをしている子たちが多数なんですよ」とコメント。パワーと身体能力が特徴のドミニカ共和国に対してベネズエラは、「知的、インテリジェンスが高いのが一番のドミニカ共和国との違い。ベネズエラは知的なプレーが野球でも見られる」などと中島氏は話し、さらに「どちらのチームも打線は一流トップメジャーリーガーが並び、打力が高い。日本の投手陣がいかに抑えられるかという勝負になってくる」と話した。
WBC侍ジャパンでは挫折を乗り越えた2人のベテランが世界一を目指すチームを引っ張っている。1次ラウンドの4試合で打率5割の吉田正尚。ホームラン2戦で6打点はチームトップと絶好調。チーム内には4番を任せられるスラッガーが目白押しだが、なぜ吉田に4番を任せるのかの問に井端弘和監督は「まず状態が良かったというところでは、1番(大谷)から流れを組んだ時に今まずはそこが適任かなと思った」とコメント。韓国戦後に井端監督は「彼の打席の集中力は球界でもNo.1じゃないかと思ってます」と話している。吉田正尚の“3つのすごい”点は「すごい集中力」、「すごいフルスイング」。吉田正尚のスイングの原点となっているのはレジェンドのバリー・ボンズ。幼少期に目の当たりにした球場外の入江に飛び込むスプラッシュヒットに憧れ、遠くへ飛ばすことを意識するようになったという。しかし全身を使うが故に腰への負担も大きく、プロ1年目は腰痛に悩まされシーズンの半分を欠場した。そんな吉田を救ったのはオリンピック金メダリストの室伏広治氏だった。室伏が吉田にトレーニングを伝授する様子を紹介。室伏への弟子入りでフルスイングをしてもけがをしない肉体を手にした吉田は、2018年から3年連続で全試合に出場。ルーキー時代から体もボリュームアップし、“マッチョマン”の愛称もついた。自らがプロデュースした応援グッズもダンベルを模したもので、メジャー1年目のシーズン、アメリカでも定着した。3つめの吉田正尚の“すごい”は「人柄もすごい」。第3戦のオーストラリア戦で起死回生の1発を放った吉田。40年ぶりの天覧試合でホームランを放ち、「令和の長嶋茂雄」だとファンが沸き立った。開幕前、オリックスとの強化試合の際には相手に高級寿司の差し入れをし、古巣のファンたちも大盛り上がりだった。2019年から公式戦でホームランを1本打つたびに10万円を寄付。3年前からはそれに加えてヒット1本につき1万円を「国境なき子どもたち」に寄付し、開発途上国で貧困に苦しむ子どもを支援している。吉田は「最後は井端監督が少しでも笑顔になれることがベストです」とコメントした。
WBC侍ジャパンでは挫折を乗り越えた2人のベテランが世界一を目指すチームを引っ張っている。侍ジャパン最年長、36歳の菅野智之。オーストラリア戦では4回無失点と好投。決勝で先発する可能性のある菅野は「一度も日本一も世界一にもなったことがないので、きっとすごい景色が見えるんだろうな」とコメントした。菅野の野球人生は挫折の連続だった。15年前、夢だった巨人入りが叶わず1年間の浪人生活を決断する。念願叶って巨人に入団した菅野は毎年のように勝ち星を積み重ね“日本最強投手”の名を欲しいままにした。2020年、満を持して菅野はポスティングでのメジャー挑戦を表明するが、交渉が難航し巨人に残留。その後のシーズンで極度の不振に陥り、30歳を過ぎて心にも変化が生じていた。そんな菅野の心に再び火をともす人物が現れる。昨シーズン現役を引退した長野久義だった。アメリカで投げたいという菅野の気持ちを知っていた長野は「智之が(メジャーで)投げている姿を見たい」と話したという。当時のことについて菅野は「まだ自分に夢を見てくれている人がいるだなと思って。そういう人たちのために頑張るっていう、すごく大きな原動力だなって思った」と話した。菅野は再び夢に向かってもがき、立ち向かった。そして2024年についにメジャー挑戦の夢を叶えた。菅野の次の夢は、まだ見たことのない「世界一の光景」。
侍ジャパンは世界一まであと3勝。決戦の地、アメリカ・フロリダ州に入った侍ジャパンの最新映像を紹介。日本時間午前3時すぎから始まった練習では、時差調整も兼ねて軽めでリラックスムード。大谷翔平選手は外野でキャッチボールを行った。ドジャースとの約束でWBCでは登板しない予定だが、力強く投げ込んでいた。侍ジャパンは3日後、日曜日に控える準々決勝に向けて調整を続けていく。
