- 出演者
- 三浦大知
今年の「東京ゲームショウ」では26万人を超える人々が来場した。また、47の国と地域から過去最高となる1136の企業、団体が出展した。MCの三浦大知が海外パビリオンを取材し、クリエイターにインタビューを行った。
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- 三浦大知東京ゲームショウ2025
「東京ゲームショウ」のステージに番組のMCを務める三浦大知、ゲーム実況グループ”三人称”から鉄塔、櫻坂46のなかで屈指のゲーム好きだという谷口愛季らが登壇した。世界のゲームコンテンツは31兆円を超える市場規模で、今後も拡大する見込みとなっている。
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- 三人称東京ゲームショウ2025
「Ghost of Yōtei」は17世紀の蝦夷地が舞台の剣劇アクションゲームで、アメリカのメーカーが制作した。前作の「Ghost of Tsushima」は世界で1300万本を売り上げている。鉄塔はゲーム内の風景がとにかく美しいと感嘆したという。
シリーズ前作を手掛けたBrian Fleming氏は日本ならではの様式美、刀や甲冑といった武具に触れた。最新作「Ghost of Yōtei」は17世紀の蝦夷地が舞台で、幕府の統治が及ばず、ならず者たちが跋扈する。主人公の篤は家族を殺され、復讐の旅に出る。Fleming氏はアメリカの開拓時代における西部劇と類似点があると考えた。ゲームジャーナリストの徳岡正肇氏によると、前作の制作チームは対馬まで足を運び、綿密な取材をしたという。
レイトン教授シリーズの13年ぶりとなる新作が制作されていて、世界同時発売を予定している。三浦大知はメーカーのブースを訪れ、「レイトン教授と蒸気の新世界」を体験プレイした。過去シリーズの面白さを思い出し、序盤からなかなか歯ごたえのある謎が登場すると思ったという。
「レイトン教授」シリーズの企画、脚本などを手掛ける日野晃博氏が登壇。制作当時は海外展開を見据える余裕はなく、「ニンテンドーDS」で脳トレなど頭を使ってプレイするユーザー層に刺さるコンテンツにしたかったという。また、グローバル展開の際にはゲーム内に登場する漢字の謎をどうするかなど、大変な作業を要したという。最新作は世界同時発売が予定され、謎解き集団のQuizKnockが制作に関わっている。
小規模なチームや個人によって制作されるインディーゲームのなかで、鉄塔は「BBアドベンチャー」に注目。バランスボールに乗りながらプレイするのが特徴で、三浦大知と鉄塔が対戦。三浦が勝利した。「東京ゲームショウ」では審査員に選ばれた80作品のインディーゲームがブースを構えることができ、いわば登竜門のようなもの。「BBアドベンチャー」はこの80作品に名を連ねた。
「文字遊戯」はキャラクター、背景などが文字だけで構成された世界が舞台で、制作したのは台湾のメーカー。日本語翻訳バージョンも登場した。
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- 文字遊戯東京ゲームショウ2025
韓国はゲーム生産国として台頭しつつあるが、K-POPや映画と比べると知名度は今ひとつ。そこで、政府は若く、意欲的なクリエイターを養成するための機関を設立したという。
スウェーデンで人口約3万人のシェプデでは町をあげてゲームづくりをサポートしている。鉄塔がプレイしたことのある「Raft」、「Satisfactory」、「Valheim」もシェブデで開発されたという。
ポーランドは「ウィッチャー3 」を生み出すなど世界屈指のゲーム大国。他国の小規模メーカー、ゲームクリエイターに援助をし、宣伝も引き受けるという。また、「東京ゲームショウ」では毎年、日本ゲーム大賞の授賞式が開かれているが、今年のゲームデザイナーズ大賞にカザフスタン発の「Indika」が選ばれた。
谷口愛季は注目ゲームに「愛よさらば」を挙げた。プレイヤーが絵を描くことでゲームが進み、AIが絵心を評価する。
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三浦は学生クリエイターらのもとを訪れ、筺体に乗って遊ぶシューティングゲームを発見。筺体は3Dプリンターで制作したといい、酒井定歩さんは「体験を通じた学びというものはゲームにしかないと思っている。やる価値がある」などと語った。日本電子専門学校はがん患者の筋力低下を防ぐことを目的としたゲームを共同開発した。トレーニングとゲーム内の動きをリンクさせ、辛いリハビリを楽しいものにしたいという。
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