- 出演者
- 鈴木紗理奈 石井亮次 江口ともみ 岡田圭右(ますだおかだ) 奥平邦彦 石塚元章 古川枝里子 菊地幸夫 沢朋宏
自民党の高市総裁が第104代総理大臣に選出された。自民と維新を合わせて231で過半数が233だが高市早苗と書いた人は237人だった。今朝の閣議で石破内閣は総辞職した。在職日数は386日で、党派を超えた合意形成と熟議の国会にふさわしい真摯な国会審議に努めたとの談話を発表した。高市新内閣では茂木元幹事長を外務大臣に、小泉進次郎氏を防衛大臣に起用、林芳正氏を重要閣僚で入閣させる方針。また高市氏と政治信条の近い木原稔氏を官房長官に起用する意向を固めている。この他、片山さつき元地方創生担当大臣を財務大臣にあてる方向で調整している。昨日連立政権に正式合意した自民党と日本維新の会。維新が連立の絶対条件として掲げていたのが議員定数の削減。合意文書では議員定数1割削減を目標に今国会に議員立法を提出し成立を目指すとしている。しかしこれに野党から拙速・乱暴と批判の声も上がっており、自民党内からも今国会での実現を疑問視する声も上がっている。
総理指名選挙について政治アナリスト伊藤惇夫は、「おそらく有志・改革の会あたりから高市氏への票が入った可能性が高い、自民党の政権維持に向けての執念の強さを象徴する結果だった」と話した。岩田夏弥は、「1回目で選ばれたことは高市氏や自民党にとっては大きなこと、政権の船出にとって勢いがつくし、これから色んな法案や予算の審議などをする時に今回名前を書いた人が賛成してくれれば色んな法律を通すことが出来るので、決選投票で勝つのではなく1回目で過半数を取ったというのは大きいと思う」と話した。菊地幸夫は、「閣僚人事でどのような人が入ってくるのか、女性初の総理なので女性を多く登用していただきたい」と話した。この後は夕方以降、皇居での認証式などを経て高市内閣発足、官邸で高市新総理が会見を行う。
松島みどりは、「初の女性総理を誕生させることが出来たという以上の喜びはない、若い人にも勇気を与えると思う」と話した。高市氏については、「仕事が大好きで大きなカバンを抱えて自分で細かく仕事をやる人」だと話した。総理補佐官は今回5人の内3人が国会議員となっている。松島みどりは総理補佐官について、「色んな役所にまたがるテーマなので外国人問題についてやってほしいと言われた」と話した。維新との連立については「相手がどこがいいというのは私が考える立場にはない、私は東京の議員なので維新さんとはあまりご縁が無い」と話した。
鈴木紗理奈は高市新総理について、「女性がトランプ大統領と話すなどを自然に見るようになると子どもたちも自分が大人になったらリーダーになりたいと思う世の中になる、無理して女性を何割入れるとしなくても当たり前になる価値観に進むことに期待している、気合と覚悟を感じるので停滞していたものを進めて欲しい」と話した。岩田夏弥は、「高市氏は自分で資料も読み込んで全部理解したいというタイプ、これから総理になれば幅広いテーマになるのでいかに上手くチームを作って任せるところは任せて高市氏のカラーを出していけるのか組閣が大事になる」と話した。また官房長官に起用された木原稔氏については、「防衛大臣も務めていた方で、防衛省の人に聞くと視野が広く常に冷静な判断をされるとのことで防衛省関係者からは評価が高い」と話した。小泉進次郎氏の防衛大臣起用については、「高市氏は安全保障問題は常にテーマとして重く考えてきた方なので、防衛大臣を任せるというのは国家に対して大事なポジションを任せるというメッセージだと思うと話した。伊藤惇夫は組閣について、「茂木氏が起用された外務大臣も非常に重要なポストになってくる、顔ぶれを見ると旧茂木派が非常に重用されている感じがする、旧安倍派で裏金に関与した人は入らないと思うがその辺はどうするのかが気になる」と話した。
参議院での総理指名選挙で高市氏は123票で過半数には届かなかった。次点が立憲民主党の野田佳彦氏で44票。参議院でも決選投票があるので現在は決選投票を行っている。伊藤惇夫は参議院で決選投票になっても高市氏が選出されることは確実なのでもう決まりだと話した。菊地幸夫は、「女性の社会進出がどれくらいなのかを国別でランキングしているが日本は100位にも入れない、適材適所はその通りだが少し果敢に採用するつもりで女性閣僚を登用するのは国際的にも認められるきっかけの一つになるのでは」と話した。財務大臣と予想される片山さつき氏の経歴を紹介。石塚元章は、「確かに茂木派出身の方がわりと入りそう、小泉氏や林氏のように総裁選をいい勝負で戦った人を心を広く閣僚に入れたというのもある、女性初が注目されるがこれまでで最もタカ派寄りであるという視点もあるのでタカ派の人たちをどういうポジションに入れていくのか気になっている」と語った。伊藤惇夫は、トランプ政権との関税交渉が完全に決着がついていないので赤沢氏を経済産業大臣に残すのであれば、タフネゴシエーターの茂木氏と合わせて対トランプシフトなのかと思う」と話した。
創業117年の岐阜県土岐市にある山志製陶所は、歴代総理大臣の似顔絵入り湯のみを製作しており女性を描くのは初めてとしている。歴代総理の湯のみの売り上げベスト3は、1位小泉純一郎氏、2位安倍晋三氏、3位鳩山由紀夫氏となっている。加藤貴仁専務は、このサイズでも高市さんとちゃんと分かるくらい仕上がったので満足していると話した。また受注については、現在5000個ほどありスタートダッシュで石破さんの1年間分を上回っていると話した。また土曜日には土岐市でお祭りがありそこでは1個600円で販売するとしている。
鈴木紗理奈は総理大臣湯のみについて、女性初なので記念として欲しいと思う人がいるんじゃないかと話した。スタジオでは、来週トランプ大統領が来るのでこれをあげたらとの話で盛り上がった。参議院の総理指名選挙での決選投票では自民党・高市氏が125票、立憲民主党の野田佳彦氏は46票、無効票47、白票28だった。
高市氏が新総理に選出された。夕方以降には、官房長官による新閣僚名簿の発表や皇居での総理親任式などのほか、官邸での新総理の会見が予定されている。新内閣では、現時点で、財務大臣に片山さつき氏、外務大臣に茂木敏充氏などが起用される見通しとなっている。連立政権をめぐって、日本維新の会は、社会保障改革・副首都構想・国会議員定数1割削減を絶対条件として、自民党に要求した。自民党は、いずれも受け入れる方針。
高市総理らが維新の吉村代表などを訪ね、挨拶した。高市総理と吉村代表が握手し、写真撮影が行われた。自民・維新の連立について、伊藤は、企業団体献金の同意事項では、両党の協議体を設置し、高市氏の総裁任期中に結論を得るとされていて、廃止するとは明言されていない、やる気があるのか疑問を抱く部分もある、議員定数1割削減をめぐっては、「1割削減を目標に」とされていて、目標に到達するかは現時点では不透明、今後、そうした曖昧になっている点について、両党の間に齟齬が出てこないかどうかがポイントになるなどと話した。ガソリンの暫定税率廃止や副首都構想については、法案の成立が明言されている。石塚は、連立の同意事項のなかで、インテリジェンスや安全保障、外国人問題の項目は詳細に書かれていて、この連立政権の方向性を表しているのではないかなどと話した。伊藤は、維新は、自民党総裁選前から、小泉政権を視野に入れていた、高市氏に決まって方向性を変えたところはあるかもしれないが、政策協議は水面下でやっていたとみたほうがいいなどと話した。鈴木は、企業団体献金をめぐる政策などが実現されるかどうかを国民が厳しく監視し、選挙で意思表示することが重要だなどと話した。
午後3時頃、石破氏が日本維新の会を訪ね、吉村代表らに挨拶した。石破氏の評価について、伊藤は、石破氏は、総理になってから、世論と離れてしまった部分があり、それが石破政権を追い詰めた要因のひとつになった、石破氏は、自分の言葉で国会答弁などを行っていた、そういうところは評価してもいい、もっと早い段階で、思い切って石破色を出していたらよかったなどと話した。
公明党が連立解消を表明する前日9日、維新・遠藤国対委員長は連立離脱もあり得ると予想し、高市総裁にメッセージを送った。高市氏は電話で、公明が連立を離脱するなんてありえないとし、自公の枠組みを前提に協力を呼びかけた。翌10日、公明党が連立解消を表明し、立憲民主党が野党連立を模索し始めた。このタイミングで、水面下で、自民と維新による連立協議が本格的に走り出した。12日、高市氏と維新の藤田共同代表が初めて会談。高市氏は、付箋やマーカーを付し、赤ペンで書き込んだ維新の政策提言を持参したという。藤田氏は、この時、高市氏は維新のマニフェストなどがほぼ頭に入っていて、大枠はここで決まったなどとしている。13日、高市氏は、維新の遠藤国対委員長から連絡先を聞き、吉村代表に電話して党首会談を持ちかけた。15日、吉村代表が急遽上京し、連立に向けた政策協議を行うことで正式に合意した。女性閣僚の登用をめぐっては、第2次岸田再改造内閣が過去最多で5人だった。総裁選で、高市氏は、総理に就任したら、多くの女性議員を閣僚に登用する意向を示していた。現時点では、片山さつき氏を財務大臣にあてる方向で調整している。来週には、トランプ大統領が来日する。今月15日、高市氏は、第1次トランプ政権で、駐日大使を務めた共和党のハガティ米上院議員と党本部で面会し、16日には、グラス駐日大使とも面会し、トランプ氏との会談を見据えた意見交換をしたとみられる。伊藤は、トランプ氏との会談について、新総理になったばかりの高市氏に対し、トランプ氏厳しいことを要求することは考えづらい、信頼関係の構築に向けて第一歩というレベルにとどまるのではないか、茂木敏充氏が外務大臣になれば、同席することになる、トランプ氏とは旧知の間柄だから、意思疎通は問題なさそうだなどと話した。
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高市新総理がまもなく官邸入りする見通し。高市新総理を乗せた車は国会を出た。岡田圭右は「SPが格好良い。」等とコメントした。石塚元章は「こういう映像を見たのは初めてだ。」等とコメントした。車の中に高市新総理がいるとみられる。高市新総理はこの後、首相官邸に向かう。高市総理を見た鈴木紗理奈は「女性が歩いている。感動する。」等とコメントした。
東京では明日、12月並みの気温になる予想。鈴木紗理奈は「シャワーを浴びるだけなのが楽だが湯船につかるようにする。」等とコメントした。沢朋宏は「11月になってから10月っぽい気温になる予想だ。明日は冷え込むので注意が必要だ。」等と解説した。
高市新総理大臣が総理大臣指名選挙で新総理に選出された。新総理としての会見等を行う予定。物価高対策を優先させるとしている。