- 出演者
- 水野真裕美 関口宏 中西悠理 杉浦みずき 唐橋ユミ
オープニング映像が流れた。
年明けそうそう地震、飛行機事故もあり、おめでとうと言いづらい年のはじめになったと関口さんが言う。
写真家の篠山紀信さんが亡くなった。83歳だった。日大芸術学部写真学科を卒業後に広告会社を経て、フリーの写真家として活躍。ジョン・レノン、オノ・ヨーコ、山口百恵、三島由紀夫など、時代を象徴する人々の撮影を行った。
ベスコングルメ、TBS系人気番組対抗オールスタードッキリ祭の番組宣伝。
「日曜劇場 さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」の番組宣伝。
「火曜ドラマ Eye Love You」の番組宣伝。
元日に日本代表とタイの国際親善試合が国立競技場で行われた。後半からは堂安律選手ら欧州リーグで活躍する選手らが投入され、後半6分に田中碧選手が先制ゴールを決めた。その後中村敬斗選手や川村拓夢選手らがゴールを決め、5-0で日本が勝利した。
12月28日にドジャースに入団した山本由伸投手がドジャースタジアムで入団会見を行い、ワールドチャンピオン達成への意気込みなどを語った。上原さんは「まだ移籍先が決まっていない今永選手や上沢選手の動向が気になる」など話し、中畑さんは「山本投手の会見は彼の生真面目さが感じられ、早く周りに愛されると思う」など話した。
テニスの大坂なおみ選手が去年7月の出産から約1年3ヶ月ぶりの復帰戦としてブリスベン国際の1回戦に出場した。大坂選手は序盤からパワフルなショットで相手を圧倒し、ストレート勝ちを決めた。続く2回戦は元世界1位のプリスコバ選手と対戦し、第1セットを奪うも後半調子を崩し、2回戦敗退となった。大坂選手は次戦全豪オープンへ出場予定となっている。
元日に行われたニューイヤー駅伝は全41チームが出場し、7区間合計100kmを争った。2区でトヨタ自動車の太田智樹選手が快走を見せた。トップに立つと後続を突き放し、太田選手が区間賞の走りを見せると続けて田澤廉選手が太田選手が広げたリードを保って独走した、2位との差を58秒とつけた。圧巻の走りを見せつけたトヨタ自動車が8年ぶり4度目の日本一になった。
全国高等学校ラグビーフットボール大会の準決勝で連覇を狙う東福岡と佐賀工業との九州対決が行われた。試合の主導権を握ったのは東福岡で、後半20分までに7本のトライを奪って大きくリードした。後半25分に佐賀工業はトライを決めたが、東福岡が50対28で九州対決を制して決勝へ進出した。神奈川の桐蔭学園と大阪桐蔭の1戦は25対0で神奈川桐蔭学園が勝利し、3大会ぶりの決勝へ駒を進めた。
神戸で行われた全国高校女子サッカー選手権も準決勝を迎え、連覇を狙う藤枝順心は後半アディショナルタイムで藤原選手がゴールを決め、大阪学芸を下して大会連覇まであと1勝となった。準決勝もう1試合は東京の十文字が大分の柳ヶ浦に勝利し、今日の決勝は前回大会同様、藤枝順心対十文字となった。
高校サッカー選手権の準決勝、青森山田と市立船橋の1戦はPK戦に持ちこまれ、青森山田の鈴木選手は市立船橋の1人目を止めた。さらに、4人目も止めて青森山田が名門校対決を制し4度目の頂点へ王手をかけた。また、東京の堀越と滋賀の近江の対戦は近江が前半で3ゴールを奪って勝利し、初優勝を賭けて明日、青森山田に挑む。
映像で取り上げられなかったスポーツについての話題。高校サッカーは明日、男子は青森山田と近江、女子は藤枝順心と十文字で決勝が行われ、春の高校バレーは男女ともに4チーム勝ち残っている。寺島さんはボクシングも井上選手らがいい試合をしていたが、プロボクシングがスポーツなのか興行なのかの瀬戸際にあり、4つのボクシング団体が統一されたのかと思いがちだが、団体のチャンピオンを指名して試合することに向き合うなどややこしいことになっているなどと話し、井岡選手とともにあっぱれをつけた。
箱根駅伝節目の100回大会。注目は駒澤大学で、昨季は大学駅伝三冠を達成し、今季も箱根で優勝すれば史上初2年連続大学駅伝三冠に向け2区終了時点でトップを走った。しかし3区で青学の太田蒼生が駒澤との22秒差を逆転しトップに浮上。太田がトップで4区につなぐと、雨の中で更にリードを広げて5区につないだ。雨の中の山登りでペースを乱さず、これまでの往路記録を3分以上更新する5時間21分13秒で往路を制した。翌日の復路は時差スタート。8時丁度に青山学院、2分38秒差で駒澤、3分17秒差で城西がスタート。しかし青山学院は野村昭夢が快走し、2位との差をさらに1分以上広げて7区に渡した。復路の5区間、1度もトップを脅かされることなくタスキを繋いだ。10人中5人が区間賞。3人が区間2位と安定した強さで逃げ切った青山学院。2年前に自分たちが作った総合記録を2分以上塗り替える10時間41分25秒の大会新記録で、2年ぶり7回目の総合優勝を手にした。中畑さんは駒澤出身だが、青山学院にあっぱれを送った。上原は「駒澤大学にもあっぱれあげてほしい」などとコメント。
青木さんは、「VTRの中にあらゆる戦争・紛争が起きる原因が含まれていたように思う。差別・迫害・虐殺、背後にある大国のエゴ、やられた方は憎悪を抱き、敵意を燃やし恨みを募らせる。ありとあらゆる戦争が自己防衛という大義のもとに行われる。逆に言えば、差別や虐殺、憎悪を減らしていけば、戦争や紛争はなくなっていくと思うがその難しさを問い続けなければいけない。」などと話した。
パレスチナに限らず、世界には対立や憎しみを掻き立てる壁が、至る所に建てられている。東西を大きく分断する象徴だった壁。ドイツのベルリンの壁だ。1989年に壊され、東西冷戦と言われた時代も終わりを告げた。その流れで世界には民主主義が広まった。平和と安定が訪れるかに見えた。しかし見えざる壁が蘇っている。1990年に東西ドイツは統一された。民主化への機運が高まった。ルーマニアなども次々と民主化された。東欧諸国に民主化の波が押し寄せた。1991年には、ソビエト連邦をも崩壊させた。東西冷戦時代、鉄のカーテンを挟んで睨み合いが続いた西側のNATOとソ連を筆頭とするワルシャワ条約機構。ワルシャワ条約機構という軍事同盟もソ連崩壊により消滅する。こうした光景を驚きをもって見ていたプーチン氏。当時三十代の工作員だった。プーチン氏は、ソ連崩壊を20世紀最大の地政学的悲劇だと嘆いた。2022年、プーチン大統領はウクライナに侵攻。プーチン大統領はNATOの拡大阻止を目標とした。NATO加盟国は31。NATOの軍事インフラにはその脅威に応じた対抗措置をとるとプーチン大統領はいう。冷戦時代に逆戻りしたかのように、対立の壁が築かれようとしている。フランシス・フクヤマ著「歴史の終わり」はベストセラーになった。リベラルな民主主義だけが唯一首尾一貫したイデオロギーなのであると記した。著者のフクヤマ氏は、民主主義の後退を招いたという。バランスが崩れ、歪みが噴出した。民主主義を根付かせる試みはうまく行かなかった。中東諸国で民主化運動が広がった。アラブの春が波及したリビアやシリアなどでは多くの難民が生み出された。ヨーロッパでは流入する難民を阻止するフェンスが築かれ、不寛容、排他主義という壁が生み出された。アメリカでも、メキシコとの国境に、巨大な壁の建設が計画された。ロシアのウクライナ侵攻後には、ロシアと接するポーランドやフィンランドで、国境沿いにフェンスが築かれた。ベルリンの壁崩壊から、35年。世界には新たな壁が築かれている。いま、見えざる壁が立ちはだかろうとしている。