箱根駅伝節目の100回大会。注目は駒澤大学で、昨季は大学駅伝三冠を達成し、今季も箱根で優勝すれば史上初2年連続大学駅伝三冠に向け2区終了時点でトップを走った。しかし3区で青学の太田蒼生が駒澤との22秒差を逆転しトップに浮上。太田がトップで4区につなぐと、雨の中で更にリードを広げて5区につないだ。雨の中の山登りでペースを乱さず、これまでの往路記録を3分以上更新する5時間21分13秒で往路を制した。翌日の復路は時差スタート。8時丁度に青山学院、2分38秒差で駒澤、3分17秒差で城西がスタート。しかし青山学院は野村昭夢が快走し、2位との差をさらに1分以上広げて7区に渡した。復路の5区間、1度もトップを脅かされることなくタスキを繋いだ。10人中5人が区間賞。3人が区間2位と安定した強さで逃げ切った青山学院。2年前に自分たちが作った総合記録を2分以上塗り替える10時間41分25秒の大会新記録で、2年ぶり7回目の総合優勝を手にした。中畑さんは駒澤出身だが、青山学院にあっぱれを送った。上原は「駒澤大学にもあっぱれあげてほしい」などとコメント。