- 出演者
- 蛯原哲 川島明 サーヤ(ラランド) 小林虎之介 蛯原哲 サーヤ(ラランド) 小林虎之介
今回は、箱根駅伝本大会出場へ、1秒のドラマが生まれる箱根駅伝予選会SP。青山学院はなぜここまで強くなったのか、19年間の秘蔵映像を一挙公開。21年ぶりの予選会に挑む東洋大学、OB・柏原竜二が明かす予選会突破の秘策とは。
オープニング映像。
1976年を最後に本線出場できていなかった青山学院大学。根駅出場へ向け、2004年監督に就任したのが原晋。元々は営業マンで指導未経験。当時の選手たちは、茶髪にピアスは当たり前、二日酔いで練習する選手までいた。
原監督がまず取り組んだのは、ルール作り。朝夕は全員揃って食事。トイレやお風呂など共有スペースを毎日掃除。朝5時30分から朝練するなど青学の伝統として今も受け継がれている。当時の練習では専用グラウンドもなく、スタッフも少ないので原監督自らハンドルを握り指導することもあった。
問題:現在の青山学院がコンテナの中で行う練習は?。正解は、スペシャルランニングマシン。1300万円をかけ、箱根駅伝のコースを再現できる最新鋭のマシンを投入。道路の傾斜や風、天候にあわせて温度や湿度までも調整可能。
原監督が取り入れたのは、自らの経験によるビジネス手法。毎月の目標を1年分書かせ、自ら考えることを習慣づけた。すると選手たちは、互いを鼓舞し合い自ら動くチームへと変化した。
原監督就任5年目の箱根駅伝予選会、各校12人が21.0975kmを走り、上位10人の合計タイムで争われる。予選出場資格は、10km34分以内またはハーフマラソン1時間13分以内。
全45校、521人がスタートした。第85回は記念大会のため13校が箱根駅伝の出場権を獲得できるが、10キロ地点で箱根駅伝の出場に1つ届かない14位。運命の結果発表、第11位国士舘大学、第12位順天堂大学、第13位青山学院大学。最後の1枠を勝ち取り、33年ぶり箱根駅伝出場を決めた。
青山学院は12年間で9回優勝。過去最多の優勝は中央大学14回。中央大学は99回出場で14回優勝。青山学院は31回出場で9回優勝。
今年の箱根駅伝で伝統校を襲った試練。4度の総合優勝を誇る名門・東洋大学が20年間守り続けたシード権を落とした。東洋大学といえば、“山の神”柏原竜二。柏原に母校について直撃すると、「俺は関係ないと思う選手が多かった。誰かが悪くなった、区間を下げてしまったときに、言い訳をつくる選手が多かった。僕らの同期はお互いに負けたくない。口を利かない、お互いライバル、蹴落としあって10人に残らないといけないので、バチバチ感はあった」とコメントした。
何よりも勝つことが大事だと語る柏原竜二。その原点となったのが、1年生で挑んだ初めての箱根駅伝。山上りの5区を任されたものの、チームはトップと5分近く離された9位。柏原は、「何分差でも勝とうという気持ちでいたが、佐藤監督代行から電話がきて『3位で終わろう』と言ってくれたが、『何言ってるんですか!?優勝するために走るんですよ』」とコメントした。1年生ながら監督の指示を聞かず優勝を狙いにいった。すると、勝ちへの執念が実を結び、8人を抜き去り大逆転。
柏原竜二は、後輩に伝えたいことについて、「1秒をどう考えるか。1秒で天と地が分かれる瞬間があって、明確に表れるのが予選会」とコメントした。21年ぶりに挑む予選会への難しさに酒井俊幸監督は、「10月17日にピークをもってこなくちゃいけないので、例年とだいぶ変わってくる」とコメントした。予選会にピークをあわせるため、普段よりも3か月早い5月から合宿をスタート。
箱根駅伝は、各大学1人まで留学生の参加が可能。その爆発的な走りがチームの大きなアドバンテージとなる。しかし、東洋大学は日本人ランナーの育成と強化をチーム方針としているため、留学生ランナーがいない。
今年の予選会で注目のランナーは、山梨学院大学のブライアン・キピエゴ、東京国際大学のリチャード・エティーリ。
柏原竜二は、予選会の突破ポイントについて、「15キロ以降箱根の予選会は、大きくレースが変わる。急にアップダウンが大きくなる後半10~15キロ以降のペースアップができるかできないか」とコメントした。そのため練習から本番に近い1キロ3分のペースで10キロを走り、負荷がかかった状態で一気にペースを上げて5キロのラン。柏原の注目選手は、キャプテンの薄根選手。
今年の箱根駅伝予選会の注目校は、前回の予選会でわずか数秒足らなくて箱根に出られなかった法政大学。小林虎之介は、「ドラマを東洋大学で撮らせていただいた。すごく思い入れはある」とコメントした。
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