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- TXNドキュメンタリー大賞
240万円の供託金を納め名古屋市長選挙に立候補した水谷氏は、需要を拡大するためにテーマパークの誘致を訴えた。名古屋で外国人観光客向けの旅行会社を経営しており、年間20本ほどツアーを企画しているが名古屋に寄ったのは1本だけ。観光地としての格の違いに危機感を募らせていた。
名古屋市長選挙に立候補したのは7人。前職が後継者に指名した広沢一郎氏と国政政党4党が揃って応援した大塚耕平氏が激戦を繰り広げた。その渦中に単身で乗り込んだ水谷氏は、北海道大学を卒業後に富士通に入社した。海外で自分を試したいと退社し、タイで日本語新聞の記者をした。日本に戻ると外国人観光客向けの旅行会社を作った。観光王国のタイで経済効果があることを教えてもらったと話した。
水谷氏は名古屋だと2750か所にポスターを貼らなきゃいけないのが大変だった、剥がれたら取りにいかないといけない、組織の裏付けがない泡沫候補はメディアが取り上げてくれない、政策や実行能力を評価してもらいたいと話した。水谷氏は玉木氏が大塚候補を応援する演説を見て圧倒的な組織の力を感じた。水谷氏は平等・公平・公正な報道をしてほしいとメディアに抗議文も送っていた。
日本の選挙の選挙は今、SNSの世界を舞台にした選挙戦に様変わりしようとしている。名古屋市長選挙でも選挙戦の様子が人気のコンテンツとして配信の世界で拡散され、候補者が予想もしなかった支持につながることもあった一方で真偽が確認できない情報も出回った。水谷氏も自身で動画を作成した。投票の結果、水谷氏は落選したが1万2492票を獲得した。選挙のあと水谷氏のSNSには激励の書き込みがあった。2年後の愛知県知事選挙に出るため、選挙について勉強し直そうと水谷氏は日本維新の会が開いた勉強会に参加した。
水谷氏は日本維新の会の次の参院選に向けての立候補者公募への応募書類を書いていた。再出発に向けて、組織に入る道を選んだ。この時点で日本維新の会は2025年の参院選の愛知選挙区の候補者を決めていなかった。
水谷氏は市長選に出て当選してやりたいことができると思った、テーマパークもあくまで企業を誘致するということなので参議院議員という立場でやっていきたいと話した。維新の候補者公募の面接を受け、水谷氏は市長選では孤独だった、愛知県を東京大阪に負けない街にしていきたい、なりふり構わずやっていくしかないと話した。
エンディング映像。