2023年7月9日放送 14:00 - 14:55 フジテレビ

ザ・ノンフィクション
就職先はさる軍団2 〜汗と涙の新入社員物語〜 前編

出演者
 - 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

就職先はさる軍団2 汗と涙の新入社員物語 前編
就職先はさる軍団2 汗と涙の新入社員物語

日光さる軍団の新入社員を密着取材した。軍団は2022年に滋賀県草津市、草津温泉に新たな劇場を立ち上げて公演を行っている。代表の村崎太郎さんは自身も長年さる回し師として活躍、現在は後進の指導を行っている。2022年4月に入社した新人社員の「藤倉」さんは、自分自身もさると一緒に常に芸を磨き続けるようにと厳しく指導を受けていた。寮では飼育担当の「高梨」さんと暮らし、部屋にはさるのおりもあってさるも一緒に暮らしている。

キーワード
日光さる軍団草津市(滋賀)

4月1日に栃木県日光市の劇場で入社式が行われ、10人のうち4人が調教師志望、6人が飼育担当として入社した。調教師志望は群馬県出身の「藤倉」さんのほか、香川県出身の「中村」さんなど。式が終わると作業着に着替え、さると人間の共同生活が始まった。飼育されているさるは80頭近く。調教師志望の教育は入社12年目の「ジュニア」さんが担当した。香川県出身の「中村」さんが、月額2万円の寮の自室を見せてくれた。トレーナーを目指して大阪の専門学校に通い、偉大なさる回し師である社長に弟子入りするつもりで入社。一子相伝だったさる回しの芸能を会社組織にし、社員が誰でも学べるようにしたのも改革のひとつで、実技の時間には先輩からさるの扱い方の基本を教わっていた。

キーワード
日光さる軍団日光市(栃木)

日光さる軍団は夏の始めから全国で公演を行っており、新人社員も同行している。東京の「高尾山さる園・野草園」での公演は約1か月行われ、新人の「中村」さんは先輩社員の「吉澤」さんの付き人として行動をともにした。「吉澤」さんも1年目は稽古の時以外は自室にこもってテレビゲームばかりするなど、独り立ちできるか心配されていたという。2年目の発表会ではひとりだけお供のさるが言うことを聞かず、師匠は失敗した経験が成長の糧となると言ってきかせた。1か月の公演中には2人で共同生活を行い、先輩が自炊で料理をふるまった。

キーワード
日光さる軍団高尾山さる園・野草園

8月、本拠地の「日光さる軍団劇場」での公演が始まった。新人社員はアトラクションでの接客などを担当し、来客との接し方を学んだ。「中村」さんはさる舎の掃除やえさやりに追われて休憩がとれず、体重を入社時から10kg以上落としていた。社長による「新人チェック」が定期的に行われ、現場で学んできたことを一人ずつ社長にアピール。先輩の「ジュニア」さんは、社長が叱りつけるようなことがあれば自分が受けるので自由にアピールするようにと言って聞かせた。新人たちのいない場でrは、会社化以前の自分たちの時代は業務時間外にもさると触れ合って芸を覚えてきたが、今はそれがなく新人が覚える時間が足りていないと述べた。

キーワード
日光さる軍団日光さる軍団劇場

9月、社長による「新人総見」が当日を迎えた。「中村」さんは簡単な芸で構成した舞台を披露したが、社長はさるをロボットのように扱っては客を感動させられないといって叱っていた。先輩の「ジュニア」さんは本番後、自分たちの時代なら途中で止めさせられていた、最後までやりきったのはえらいといってなぐさめていた。

キーワード
日光さる軍団

日光さる軍団の新入社員を密着取材。日光さる軍団劇場は今年7月にリニューアルオープンし、さるに加えてペンギンやカピバラなどを飼って集客力を高めた。社長の投資額は約1億円。新人の「中村」さんは駐車場での交通誘導を担当、社長からは客が初めてさると会う大事な場所だと励まされていた。「藤倉」さんはお囃子の太鼓の音がベテランの先輩にほめられるまで成長していた。和太鼓は高校の部活でやっており経験があったという。入社までは動物関連以外にもさまざまな資格を取得、自分の可能性を模索していたと述べた。「藤倉」さんの新人総見は9月に行われ、一緒に行った新人の「板淵」さんとともにきつく叱られた。先輩の「ジュニア」さんも新人が育っていない責任を問われていた。4人目の新人の「齋藤」さんは草津での勤務を3か月間行ったことなどから本社で芸が覚えられず、半年で音を上げて辞めたいと相談しに来ていた。

キーワード
日光さる軍団日光さる軍団劇場
(番組宣伝)
今夜のラインナップ

「千鳥のクセスゴ!」「まつもtoなかい」の番組宣伝。

就職先はさる軍団2 汗と涙の新入社員物語 前編
就職先はさる軍団2 汗と涙の新入社員物語

日光さる軍団の新入社員を密着取材。同社には正月を前に社長が社員全員におせち料理を作って配る恒例行事があり、年末に準備が行われた。食材は社長自ら築地で仕入れたという。社員は大晦日に一人ずつ社長の家に呼び出され、おせち料理を手渡された。正月は1日から公演があるため、年越しそばは大晦日の朝に社長の妻が作ってふるまわれた。「中村」さんは正月から千葉県鴨川市でひとりで行う興行があり、民宿で3日間相棒のさると泊まることになった。残りの3人と先輩たちは大晦日におせち料理を食べ、本拠地での正月公演に備えた。一度は辞めたいといっていた「齋藤」さんは、同業者で残業が時間通りにつくのはここだけと聞いて残るのを決めたと述べた。

キーワード
日光さる軍団

日光さる軍団の新入社員を密着取材。1月、新年の初興行が始まった。新人の「中村」さんは元日から千葉県鴨川市・誕生寺で1人での公演があり、自身初の舞台を設営から撤収までこなした。繁忙期を終えると先輩から新人への指導が本格化したが、「中村」さんは突然稽古に来なくなり姿をくらましていた。別の新人がさるへのしつけを動画に撮影され拡散(下野新聞)、社長が対応に追われていた。

キーワード
下野新聞日光さる軍団誕生寺鴨川市(千葉)
(番組宣伝)
真夏のシンデレラ

「真夏のシンデレラ」の番組宣伝。

© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.