2024年8月11日放送 14:00 - 14:55 フジテレビ

ザ・ノンフィクション
新宿二丁目の深夜食堂〜人生を奏でるビール瓶〜特別編 後編

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オープニング

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新宿二丁目の深夜食堂 人生を奏でるビール瓶 特別編 後編
新宿二丁目の深夜食堂 人生を奏でるビール瓶 特別編 後編

2024年7月8日、元「クイン」経営者の加地律子さんは人工透析を受けていた。律子さんは営業中から病と闘っていたが辞めたと同時に糖尿病が悪化し、さらに大腸がんを患った事を明かした。番組が律子さん達を取材を始めたのは2年前で2023年に9月で店を閉めることを決めた。常連客にとって閉店は大事件で、知らなかった常連客にメニューにない料理を振る舞ったり、夜が明けても客足は途絶えなかった。

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律子さんと孝道さんは1966年に神田の喫茶店で出会い結婚した。1970年に「クイン」をオープンし子育てしながらも経営してきて、店内には娘の写真も飾られていた。朝7時になると孝道さんもへとへとでこの頃の口癖は「りっちゃんと二人で旅行に行きたい」だった。早朝に手伝いにくるスタッフ・サイちゃんは常連客だったが18年前から店を手伝うようになった。新宿で青果店営んでいた早川さんは92歳の1人暮らしクインのためだけに野菜を入荷していた。律子さんが息子だと語る勇輝さんは悲しい部分を抜き取って感じてくれる、悲しいことを簡単に片付けてくれたのが逆にうれしかったなどと話す。

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クイン神田(東京)

20年来の常連・みなみさんはショーパブで10年間ステージに立ち続けたがコロナを機に介護福祉士の国家資格取得を目指している。みなみさんのリクエストはたまご焼き。閉店5日前、孝道さんはりっちゃんがいなかったらクインがつぶれているニ丁目がなかったらつぶれていると語る。定休日から最終日までは毎日がお祭り騒ぎだった。

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2023年9月、律子さんの坐骨神経痛が悪化していた。閉店を目前にして整体に来た。二丁目でバーを経営する常連のあきさんにはいつの頃からか特別メニューを用意するのがしきたりだった。閉店に先立ち、律子さんは陶器の置物など店の品々をお客さんに託していた。9月30日、「クイン」閉店の日、よく見かけてきたお客さんが集まってきた。勇輝さんは賑わいを予想して自ら手伝いを買って出た。お客さんの中には仕事を抜けて挨拶に来る人もいた。

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坐骨神経痛

閉店の朝、近くに住む夫婦の娘さんが孫二人を連れて駆けつけた。店の外には「クイン」とのお別れが悲しくて戻ってきた人たちもいた。数え切れない人たちが引き寄せられるように集った店は53年の歴史に幕を下ろした。店があった同じ場所にはシャンソンを聴かせるバーができるという。閉店からひと月、夫婦は念願だった旅行が実現した。旅先に選んだのは静岡の伊東だ。勇輝さんが予約してくれた部屋は露天風呂付きだった。律子さんは商売辞めてから怒らなくなったと話した。

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クイン閉店から2カ月経った12月、クインのあった場所は会員制のピアノバーがオープンし律子さんが訪れた。その常連客のあきさんの店へとやってきて「もうやることがないや病院ばっかり行っている」など話す。そしてこの日から7カ月から常連客の良子さんから「りっちゃん大腸ガンで手術することになりました」とメッセージが届く。

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2024年7月、クインを閉店させてから10ヶ月、経営者の加地律子さんはちょっぴり痩せていた。やってきたのは行きつけの町中華でそこにはかつての常連客が待っていて律子さんを励ます会を開いた。そして早期発見ということもあり術後5日後無事に退院でき孝道さんと焼肉を楽しんだ。

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