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オープニング映像。
テレビ制作会社勤務の落合陽介ギフレさん。亡くなった父の絵画の整理をする。父・落合皎児はかつては「スペイン現代作家150人展」に選ばれたこともある。そんな父が絵に打ち込んでいたがその一方で家族はめちゃくちゃで4人揃った写真はない。そして父は大量の作品とともに多額な借金を遺しており絵画を引き取るなら借金も相続しなければならず、放棄すると絵画を手放さなければならない
答えを決めるためギフレさんは父の知人を訪ねる。この日は現場にも駆けつけてくれたという画家仲間の山口勝人さんの元を訪ねた。車があるときはよく来ていたや妻の香心さんは茂子さんの味方だったなど話した。また、スペインから皎児さんをやってくることもあったなど話した。
次に訪ねたのは母・茂子さんの妹の妹、叔母さんのこと。両親の出会いについて、母は写真見てもきれいな人で大学生の頃は街を歩いていると声がかかっていた。スペインの大学を出た絵描きと言ったらサラリーマンとは違うようで互いに一目惚れで同棲生活を始めたという。両親は同棲をするなら結婚するようにと話し結婚、その後スペイン・バルセロナへ渡って生活。しかし皎児さんは酒浸りで離婚を決意しお金を親に借りて日本に帰国しようとしたがちょうどギフレさんがお腹におり帰国費用が出産費用となったという。 最初は良かったが芸術家と高慢ちきな女には普通の結婚生活は出来なかった話した。ギフレさんは進学を機に神奈川で寮生活を送っていたがその間に母は病んでしまい、妄想を語るようになり弟に逃げたほうが良いと言ったという。
火事からおよそ2カ月、この日訪れたのは父とよく展覧会を開いていてた陶芸家の寺田康雄さん。その寺田さんでも父については不思議な人でよくわからない人だったという。そんな寺田さんが皎児さんからもらった刀をもらった。そして絵について少しで良いから残していてほしいなど話し、その寺田さんの家にも皎児さんの作品があった。そんな寺田さんの家には娘や孫がおり、ギフレさんは芸術家でも普通に家族を持てる人と持てない人の違いはなんだろうと述べた。ギフレさんの旅は芸術家を訪ねる旅に。日本美術家連盟の池田良二さんは皎児さんと飲むことと一緒に展覧会を一緒にやることが出来なかったなど話した。そして絵と借金のことを話すとある有名芸術家の作品を家族は燃やしたという話もあるなど述べた。
そんなギフレさんに起死回生になるかもしれない策を見つける。「ミロ・マジョリカシリーズ」の作品が残されていれば借金も返済できる可能性もあるという。ミロは発見出来ないが昔のアトリエの写真などが見つかる。日記から記載されていた美術館に連絡すると父のものとは違う可能性があり八方塞がり状態となる。
この日は父のファンである原田さんの元を訪ねた。家には最近の作品などが飾られていた。原田さんのもとには亡くなる2日前父から留守電が入っていた。父の絵を愛してくれる人がいることから相続期限を延ばしてほしいと裁判所に提出し3カ月の延長が認められた。そして埋もれてしまった父の作品を世に出したいと試行錯誤を開始した。一方で死亡通知状を知り合いに送った。
その知らせに反応してくれたのが日記に幼馴染として登場するクライシさんという方で家を訪ねた。
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父の死亡通知状に反応してくれたのは父の小学校時代からの親友である倉石佳久さん。倉石さんはたぶん、皎児さんは茂子さんのことを好きだったと思うと話す。2人の出会いはクラスも違ったが皎児さんは公園でいじめられていて助けたのがきっかけ。帰国直後は人気で当時の映像では売約済みのsカウ品が沢山ある状態となっていた。そして倉石さんに渡航直前の日記を見せた。そして作品には実はたくさん茂子さんがででているように見える作品があるとなど話した。
倉石さんを訪ねて以降、父の作品を訪ねるギフレさんの目も変わっていた。そして亡くなってから半年アメリカから友人であるマシュー・ラプシャーさんがお墓参りへとやってきた。元々茂子さんに日本語を教えてもらっていて、その後皎児さんと出会いその考え方などに魅せられ家族同然に付き合おうようになったという。マシューさんは4人が揃って写っている写真を持ってきてくれた。そしてSNSに作品をアップしたことで力になりたいという人もでてきてくれた。起業家の坂井大志さんはアートと福祉を組みわせる取り組みを行っている。
ザ・ノンフィクションの次回予告。