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オープニング映像。
2025年3月、東京・広尾の寿司屋で板前修業に飛び込む1人の若者がいた。迎えたのは社長の阿部浩さん。3月25日、この日は入社式。新入社員は5人。愛知県出身の17歳トワくんは初日からまさかの大寝坊。トワくんが働く「意気な寿し処 阿部」は都内に8店舗を構える人気店。どんな背景を持っていても、見どころがあれば一人前の寿司職人に育てたいという阿部さんは多くの弟子たちの人生を変えてきた。トワくんは会計や注文の時に使う専門用語を覚えるよう言われた。仕事中にも関わらず先輩たちにふざけた態度を取っていた。
1年先輩のユウトくんの仕事に対する姿勢はトワくんとは正反対。トワくんの仕事ぶりにユウトくんは怒っていた。阿部さんに叱られてようやく間違いに気づいたようだ。トワくんはトレードマークだったパンチパーマを自ら丸刈りに。トワくんは問題行動を繰り返してばかりいて高校は退学処分に。その後アルバイトを転々としてきたが、どこも長続きしなかった。自分を受け入れてくれた阿部さんには深い恩義を感じている。
新潟県出身の阿部さん。実家は貧しい農家だった。そこから這い出そうと高校を卒業後、すぐに寿司職人を目指すことに。30歳の時に独立、夢だった自分の店を持った。今では8店舗を経営。年商は約16億円。一代で100人近い従業員を抱える会社に育て上げた。ほかでは断られるような人たちを受け入れている阿部さんは従業員のトラブルも日常茶飯事。何が合っても従業員を見捨てられない。
頭を丸めたトワくんは悪ふざけも影を潜め、人が変わったように働いていた。仕事中、空いた時間を見つけては板前修業の基本、卵焼きの練習をするように。心を入れ替えたトワくんの姿に先輩も優しく接してくれるようになった。特に仲の良い同僚は同期入社のミャンマー人実習生。異国の地で修行に励む彼らに大いに刺激を受けていた。2025年8月、ミャンマー人の見習いアウンさんが腕を骨折していた。アウンさんの骨を折ったのはトワくんだった。
ミャンマー人の見習いアウンさんの骨折事件。腕を折ったのはトワくんだった。暇な時間に力比べで腕相撲をしてたらケガをさせてしまった。数日後、出勤時間を過ぎてもトワくんが来なかった。寝坊だった。骨折事件で周りともギクシャクし、また悪い癖が出始めていた。
ユウトくんが修行を始めたのはトワくんと同じ17歳の時だった。もともと活発な野球少年だったユウトくんだったが中学時代の担任と折り合いが悪く、大人への不信感から不登校に。16歳で調理師専門学校に入学。そこに寿司を教えるため外部講師としてやってきたのが阿部さんだった。休みの日も修行に打ち込むユウトくんは着実に力をつけていた。一方、トワくんの休日は一人カラオケがお決まりのコース。阿部さんは本店の店長に話を聞いた。
トワくんが店で孤立状態にあると聞いた阿部さんは六本木にある系列店にやってきた。阿部さんはトワくんをここに異動させることを決めていた。トワくんはもう一度本店の皆に認めてほしくて心を入れ替えようとしていた。異動を伝えるとトワくんは「異動するくらいなら辞める」と言った。閉店後、トワくんは一人厨房で泣いていた。翌日、トワくんはいなくなった。
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トワくんは突然姿を消した。阿部さんは他の仕事を後回しにしてトワくんを探すことにした。そして、故郷で暮らす阿部さんの父が病に倒れた。
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