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オープニング映像。
りくりゅうペアは先月の世界選手権で金メダルを獲得した。来年のオリンピックで金メダルが期待されている。強さの原点にあるのは絶対的な信頼関係。りくりゅうペアの世界選手権までの半年を追った。
りくりゅうペアは去年のNHK杯に出場した。りくりゅうペアの強みは技の完成度。技全体の流れが評価され2位となった。りくりゅうペアはコーチは、りくりゅうペアはあらゆる面で速さがあると話した。スピードを解析すると、スロージャンプでは慎重になりがちな投げる瞬間に0.4キロ加速していた。このスピード感が流れを生み出していることがわかった。ツイストリフトは助走が24.81キロ、持ち上げが17.04キロ、キャッチするまでが16.28キロで、NHK杯で敗れたペアと比較するとりくりゅうペアが上回っていた。
りくりゅうペアは6年前からカナダを拠点にしている。氷上の練習は朝9時から約3時間で、午後はトレーニング。それぞれが必要な食料も同じスーパーに買いに行く。木原はシングルの選手として世界を目指していたが、シニアに上がって壁を感じた。シングルで活躍するのは難しいと心が折れかけたとき、ペア転向の誘いがあった。ペア転向1年で出場したソチオリンピックでは結果は出なかった。辞めたほうがいいと思ったとき木原は三浦と出会い、2019年にペアを結成。2人で初めて出場した北京オリンピックで、日本のペア史上初の個人戦入賞を果たし、団体では銀メダルを獲得した。貪欲に自分を追い込む木原の姿を見て、三浦も体のケアや体重管理をより徹底するようになった。
去年12月、全日本選手権に向けて日本で調整を行っていた2人は、得点源となるスロージャンプの練習を重点的に行っていた。シーズン前半ではミスが続いていた技だった。迎えた全日本選手権でも着氷はしたが、納得する出来栄え点は得られなかった。優勝はしたが、2人の表情は最後まで固かった。初めて出場した2019年の日本選手権でペア出場は1組だけだったが、今回は4組になった。結果を出すことでペアへの注目も上昇していた。
世界選手権を2か月後に迫る1月、2人はスロージャンプの課題と向き合っていた。失敗したときに感じたことを話し合い、投げられるときの体の軸が斜めになっていることに気がついた。投げる瞬間、木原の左脇が開いているためだった。2人は練習でまっすぐな軸で投げられるよう練習を重ねた。迎えた世界選手権で、スロージャンプは両足で着氷し減点となった。それでもその後完成度の高い技を決め、金メダルを獲得した。2人は次のオリンピックの金メダルを見据えていた。
エンディング映像。
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