世界選手権を2か月後に迫る1月、2人はスロージャンプの課題と向き合っていた。失敗したときに感じたことを話し合い、投げられるときの体の軸が斜めになっていることに気がついた。投げる瞬間、木原の左脇が開いているためだった。2人は練習でまっすぐな軸で投げられるよう練習を重ねた。迎えた世界選手権で、スロージャンプは両足で着氷し減点となった。それでもその後完成度の高い技を決め、金メダルを獲得した。2人は次のオリンピックの金メダルを見据えていた。
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