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オープニング映像。
秋田県仙北平野、一面の田んぼの中に屋敷林を備えた家々が点在する独特の景観が広がる。チゴハヤブサはその名の通り小型のハヤブサの仲間で鳩ほどの大きさ。北海道や東北地方などに繁殖のためやってくる渡り鳥。トンボを発見するとまず追い越してUターンし真正面に先回りする。スズメやツバメも捕まえた。
子育ての舞台は木の上のてっぺん近く。メスは卵を温めるが、近くにカラスが現れた。チゴハヤブサはカラスに飛び蹴りをし踏みつけた。カラスのぬいぐるみを設置したところ、チゴハヤブサはスピードをのせた強烈な一撃と同時に羽をむしり取る荒業をお見舞いしていた。また、チゴハヤブサの巣219か所を調査すると全てカラスの古巣を再利用していることがわかった。ハヤブサの仲間は自分で巣を作れないという。巣に近づく敵は徹底的に追い払うことによってチゴハヤブサは安全な子育てを実現している。
専門家も驚くチゴハヤブサの新発見があった。チゴハヤブサは翼を広げて地面に伏せていた。鳥が地面に伏せる行動は砂浴びや擬傷行動などが知られている。殺虫殺菌をする効果があると考えられる。
チゴハヤブサにヒナが3羽生まれた。狩りはオスの仕事でメスが獲物を受け取り巣へと運ぶ。多い時には一日に20回以上獲物を運び、ヒナたちは食べるのに大忙し。雨が降るとメスは雨から懸命にヒナたちを守る。ヒナはまだ羽毛が生え揃っていないため、濡れると体温が奪われる。両親の献身的な子育てのお陰でヒナたちはわずか3週間ほどで親とほとんど変わらない大きさまで成長する。ヘビに1羽のヒナが捕まり、驚いた1羽が巣から落下。ヒナが大きくなって食べる量が増えたため、メスも狩りに出かけていた。1週間後、巣から落下したヒナは無事に巣立った。
子どもたちは巣立ったとはいえまだ自分では獲物をとれず、親は惜しみなく獲物を与える。この時期たくさん現れるセミは動きがあまり速くなく初めての狩りにぴったりの獲物。親はセミを捕らえるところを繰り返し見せるという。子どもたちは間もなく親と離れインドや東南アジアなどの越冬地へと旅立っていく。
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