2023年12月16日放送 4:52 - 5:22 フジテレビ

テレビ寺子屋
【落語に学ぶ「粗忽者」の思考/立川談慶】

出演者
北村花絵 石川ありす 立川談慶 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。今回は落語家である立川談慶。テーマは「立川談志の想いを継承【落語はに学ぶ粗忽者の思考】」。

キーワード
立川談志[7代目]立川談慶
(テレビ寺子屋)
落語家 立川談慶

落語家である立川談慶が講演を実施。立川は落語家の前にサラリーマン経験があり、小学生時代に文集ですでに落語家になりたいと志していて、サラリーマン時にその頃の自分の夢を自分が叶えるために辞表を出したなどと明かした。立川は談志の前座を9年半務めていたなどと伝えた。立川は著書「仕事も人間関係も息苦しい人のための落語に学ぶ粗忽者の思考(WAVE出版)」では、落語の世界にはおっちょこちょいでドジな粗忽者しか出てこないため、そこから学んで現代に役立ててほしいなどと伝えた。

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WAVE出版立川談志[7代目]落語に学ぶ粗忽者の思考
落語に学ぶ「粗忽者」の思考 立川談慶

落語家である立川談慶が【落語に学ぶ「粗忽者」の思考】をテーマに講演を実施。立川は「粗忽者」とはドジでおっちょこちょいであるダメな人を表す言葉であり、落語の世界に登場する人物たちは皆が粗忽であり、落語を通してダメでも良いのだと思ってもらいたいのだなどと前置きした。立川は許容することが落語の通経するテーマでもあるとし、古典落語「三方一両損」のストーリーを紹介した。

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三方一両損立川談志[7代目]

立川は落語「粗忽長屋」のストーリーを紹介し、登場人物は自分と他人が区別がつかないほどに粗忽者で、大げさに描かれているが実際に江戸の街にこうした粗忽者たちが暮らしていたと思っており、当時多くの人が生活していた江戸において多少のミステイクは許容する緩やかさがあったからこそ落語も成り立ったのだと仮説を立てているなどと解説した。立川は通常前座は3年ほどで終えるが自分の場合はドジが積み重なって師匠の前座を9年半務めることとなり、一方で師匠はダメな自分がやっと上がったと高評価し、二つ目から真打ちになるのは早かったのだなどと明かした。

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粗忽長屋

立川は落語の登場人物でダメの代表格である「与太郎」の人物像を紹介し、師匠は与太郎はダメではなく非生産的な人物なだけで、無価値なものに価値を見出す優しさがあるのだなどと伝えた。立川は落語の世界にはダメな粗忽者を受け入れるコミュニティーがあるとし、落語「寿限無」のストーリを紹介し、ダメなものを是正するのではなく受け入れることで面白いことが生まれるなどと説いた。

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与太郎寿限無
エンディングトーク

講演を終えた立川は自分のダメさを受け入れてもらいたければ相手のダメさを受け入れることが大切などと伝えた。

(エンディング)
次回予告

テレビ寺子屋の次回予告。

エンディング

エンディング映像が流れた。

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