- 出演者
- 畑下由佳
オープニング映像。
アメリカのトランプ大統領とロシアのプーチン大統領による首脳会談が今朝アラスカの米軍基地で始まった。アラスカ州から山崎大輔が中継。会談の冒頭、普段は記者の質問に答えるトランプ大統領がきょうは一切答えなかったと伝えた。米露首脳会談は当初1対1で行われる予定だったが、閣僚などを交えた3対3に直前で変更になった。トランプ大統領はこの会談を、次にゼレンスキー大統領を交えた3者会談の実現に向けた地ならしを位置づけている。トランプ大統領は自らの専用車に乗せ会談へ向かうなど、破格の待遇で迎えた形。停戦への道筋をつけられるのか、会談は今も続いている。
終戦から80年を迎えた15日、石破首相は政府主催の全国戦没者追悼式で、「あの戦争の反省と教訓を深く胸に刻まなければならない」と述べた。「先の大戦から80年がたちました。今では戦争を知らない世代が大多数となりました。戦争の惨禍を決して繰り返さない。進む道を二度と間違えない。あの戦争の反省と教訓を、いま改めて深く胸に刻まねばなりません」という。その上で、「歳月がいかに流れても、悲痛な戦争の記憶と不戦に対する決然たる誓いを世代を超えて継承し、恒久平和への行動を貫いていく」と強調。また、「今を生きる世代とこれからの世代のために、より良い未来を切りひらく」と未来に向けた決意を示した。「反省」という言葉を用いたのは、民主党政権だった2012年の野田首相以来、13年ぶりのことで、第2次安倍政権以降は、言及されてこなかった。石破首相は「反省」という言葉を用いた理由について、「反省の上に教訓がある。いきなり教訓があるわけではない」と述べ、反省と教訓は「ある意味で一体だ」と強調。また、発出に意欲を見せている戦後80年のメッセージについて、「戦争の記憶を風化させない、このような戦争を二度と行わない、というような観点が大事である」「今までの談話の積み重ねも踏まえながら適切に判断をする」とした上で、「我々が考えていかねばならないものについて申し上げることも一つの意味」と述べた。
エンディング映像が流れた。