- 出演者
- 中山果奈
オープニング映像。
中国の今月の製造業の景況感を示す指数は企業の生産が増えたことなどから景気判断の節目となる50を半年ぶりに上回った。中国の国家統計局が製造業3200社を対象に調査した今月の製造業PMI(購買担当者景況感指数)は50.8となった。前の月から1.7ポイント改善して、景気のよしあしを判断する節目となる50を去年9月以来半年ぶりに上回った。これは輸出の伸びなどで生産が増えたことが主な要因で内需拡大に向けて中国政府が打ち出した家電製品や自動車などの買い替えを促す対策への期待感も景況感の改善につながったものと見られる。企業の規模別では大企業が51.1、中規模な企業は50.6などとなっていて、大企業だけでなく中小企業も節目の50を上回った。中国では不動産市場の低迷の長期化で景気の先行きに不透明感が広がっていて企業の景況感の改善が今後も続くかどうか注目される。北京の映像。
能登半島地震で石川県能登町伝統の「あばれ祭」で使われる灯籠やみこしをつくる会社に被害が出たことを受けて地元の人が復旧に必要な費用をクラウドファンディングで募り、祭りの開催を目指している。能登町で毎年7月に行われるあばれ祭は「キリコ」と呼ばれる灯籠が町を練り歩き能登地方の各地で行われる「キリコ祭り」の始まりを告げるとされている。ところが材料をつくる製材所とみこしを製作する工務店が地震の揺れや津波で建物などが壊れ、祭りの開催が危ぶまれている。製材所では機械にひびが入ったり、木くずを処理するためのモーターが水没したりして使えなくなっている。このため地元の有志らがクラウドファンディングで復旧に必要な778万円を目標に費用を募り、ことしの祭りの開催を目指している。
気象情報を伝えた。
エンディングの挨拶。