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国連”世界人口 今世紀中に減少”
世界人口デーの7月11日、国連は世界人口の推計を報告書にまとめて発表した。それによると世界人口はことしのおよそ82億人から今後、50年から60年は増加を続けるものの2080年代半ばにはおよそ103億人でピークに達するとしている。そしてその後、減少に転じて今世紀末までにおよそ102億人になると予測している。世界人口のピークは各国で出生率の低下が続いていることなどからこれまでの見通しより早まるとしていて、ロシアや中国など63の国と地域ではことしまでにすでに人口がピークに達しているほか、30年後の2054年までにブラジルやインドネシアなど48の国と地域で人口がピークに達すると予測している。国別のことしの人口推計では1位がインドでおよそ14億5100万人、2位が中国でおよそ14億1900万人、次いで米国がおよそ3億4500万人としている。このうちインドは今後も人口が増えて2054年には16億9200万人に達するとしているが、中国は人口減少が続き2054年には12億1500万人、2100年には6億3300万人になると予測している。
「防衛白書」防衛力強化の必要性 強調
ことしの防衛白書は中国が軍事活動を活発化させ台湾との間で軍事的緊張が高まる可能性も否定できないとしているほか、北朝鮮は質的な意味での核ミサイル能力の向上に注力しているとしている。そのうえで日本として防衛力の抜本的な強化を進めていく必要があるとして、相手のミサイル発射基地などを攻撃できる反撃能力に活用する国産のミサイルや米国の巡航ミサイル「トマホーク」を2025年度から配備していくとしている。
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