- 出演者
- 片山智彦
オープニング映像。
高市経済安保相が自民党総裁選の立候補表明会見を行った。国の究極の使命は国民の生命と財産を守ること、領土・領海・領空・資源を守ること、国家の主権と名誉を守ることだと考えている。その使命を果たすためにも、今総合的な国力の強化が必要だと話した。外交力・防衛力・経済力・技術力・情報力・人材力の6つを伸ばし、互いに伸ばし合う相乗効果を狙っているという。6つの力を伸ばすためには経済成長が必要。寝る間も惜しんで頑張っている人に働きがいを与えることで確信的な技術やサービスができ、これが成長の起爆剤になるという。大胆な危機管理投資と成長投資で安心・安全を確保し、強い経済を実現する。また、全世代の安心感を日本の活力にしたいという。シニア世代の幸せな姿は若い世代の将来の安心感に直結する。経済的な事情で進学を諦めない、結婚・出産を諦めない、介護離職などでキャリアを諦めない、障がいや難病による社会活動を諦めないで済む社会をつくると話した。無人機や極超音速兵器、自立型AI兵器などの新たな戦争に対応できる国防体制を構築する。受け身ではなく、主体的な外交で同盟国と同志国の絆をさらに強くすると話した。さらに令和の省庁再編に挑戦。今を生きる日本人と次世代への責任を果たすと話した。また、信頼される自民党・強い自民党をつくると話した。お金の入りと流れから、属人性というものを徹底的に廃止するという。
奥住憲史が高市経済安保相の発言のポイントを解説。国の究極の使命について、国民の生命と財産を守ること、領土・領海・領空・資源を守ること、国家の主権と名誉を守ることだと強調。総理・総裁に就任し、先頭に立って国を守り抜く決意を示した。安倍元総理大臣の意志を継ぎ、保守的な政治信条も持つ議員や党員の支持を取りつけることで、自らが目指す国づくりを進める狙いがあるという。総合的な国力の強化には経済成長が必要だといい、これをどこまでも追い求めていくと強調。また、憲法改正についても意欲を示した。政治とカネをめぐる問題を受けた党改革については使い道の公平性や公正性を担保できる仕組みにすると述べた。告示を3日後に控えているが、まだ表明を目指す議員がいる。そのため、最終的な構図はまだ確定していない。候補者の数は今の仕組みでは5人が最も多かったが、今回はこれを上回ることが確実。最終的に上位2人による決選投票にもつれ込むとみられる。
全国の気象情報を伝えた。