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- 利根川真也
オープニング映像。
トランプ政権のもとで駐日大使を務めたハガティ上院議員は10日、米国のCBSテレビのインタビューに応じた。この中でウクライナへの軍事支援について「相当な金額が使われている。米国国民は国境が崩壊していることなど国内の問題に焦点を当てることを求めている」と述べ、支援の継続に否定的な立場を示した。その上でハガティ氏はウクライナで多くの犠牲者が出ていることに触れ、トランプ氏が今後、停戦に向けた働きかけを行うという見通しを示した。トランプ氏はウクライナへの軍事支援に消極的な姿勢を示していて、支援がどこまで継続されるかが焦点となっている。一方、同盟国との関係についてハガティ氏は「各国がそれぞれ防衛力の強化を図るべきだ」と強調し、防衛費を増額し防衛力を強化する日本の取り組みについては「前向きな動きだ」と評価した。ハガティ氏について米国メディアは、2期目のトランプ政権で国務長官などの閣僚ポストに起用される可能性があると伝えている。
財務省が発表した国際収支統計によると、今年4〜9月までの今年度上半期の経常収支は15兆8248億円の黒字となった。黒字額は去年の同じ時期と比べ1兆7298億円拡大し、比較が可能な1985年度以降、年度の半期としては最大となった。これは日本企業が海外の子会社から受け取った配当金や、保有する債券の利子などの収支を示す第一次所得収支が22兆1229億円の黒字と、年度の半期として最大となったことが主な要因。外国為替市場での円安や、米国など海外での金利の上昇を背景に、企業が受け取る配当や利子による収益が増えた。一方、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は、パソコンなどの電算機類や医薬品の輸入が増えたことを背景に、2兆4148億円の赤字だった。
先の衆議院選挙を受けた特別国会がきょう召集され、石破内閣は総辞職した。衆議院で与党が過半数を割り込む中、石破総理大臣は午後、総理大臣指名選挙で決選投票を経て再び選出される見通しで、今夜、第2次石破内閣を発足させることにしている。
気象情報を伝えた。