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- 赤木野々花
オープニング映像。
韓国の通信社「連合ニュース」は、ユンソンニョル(尹錫悦)大統領に「非常戒厳」の宣言を進言したと伝えられたキムヨンヒョン(金龍顕)前国防相が、きょう検察に拘束されたと伝えた。キム前国防相は野党側から内乱をたくらんだ疑いなどで告発されていて、捜査に協力するために検察に出頭していたという。そして「検察から事情を聞かれたあと身柄を拘束され、携帯電話を押収された」と伝えている。キム前国防相は非常戒厳に関連し「国民に混乱を与え心配をかけたことに国防相として責任を痛感し、申し訳なく思う。すべての事態の責任を取る」として辞意を表明し、翌日にユン大統領が辞任を認めていた。韓国メディアによると、キム前国防相はユン大統領と同じ高校の1学年上の先輩にあたり、大統領の最側近だったという。
ロシア国防省は、「ウクライナ東部・ドネツク州でロシア軍が新たに1つの集落を掌握した」と発表した。「先月東部ドネツク州などでロシア軍が掌握した領土が、おととし4月以降で最大になった」と伝えられる中、ロシア軍が攻勢を続けていることがうかがえる。また南部のザポリージャでもロシア軍による誘導爆弾での攻撃があり、ウクライナ非常事態庁は「10人が死亡したほか、生後4か月の子ども1人を含む24人がけがをした」と発表し、ロシア軍の攻撃による被害が続いている。こうした中、ウクライナのゼレンスキー大統領は「第2陣となるデンマークから供与されたF16戦闘機が、ウクライナに到着した」と発表した。ウクライナへのF16戦闘機の供与をめぐっては、ことし8月にゼレンスキー大統領が「ロシアのミサイルなどを迎撃する任務に、欧米側から供与されたF16戦闘機を投入した」と表明したが、任務にあたっている際に墜落し失われた機体も出ていた。ウクライナ東部でロシア軍が攻勢を続ける中、新たなF16戦闘機の供与によりどこまで戦況を好転させられるかが焦点となる。
全国の気象情報を伝えた。