- 出演者
- 片山智彦
オープニング映像。
ホンダと日産は今日それぞれ取締役会を開いて、去年12月に結んだ基本合意書を撤回し、経営統合に向けた協議を打ち切ることを決めた。両社は持ち株会社を設立したうえで両社を傘下に収める形での経営統合を目指して協議を始めた。しかし、ホンダはその後、経営の主導権を強めるためこの枠組みとは別に日産の株式を100%取得して完全子会社化する案を打診したうえで、この案を受け入れなければ協議の継続は難しいという考えを示し、この案に強く反発した日産が経営統合の協議を打ち切る考えをホンダ側に伝えていた。両社の経営統合には規模の拡大を通じてEV(電気自動車)やソフトウエアなどの開発力の強化や協業によるコスト削減などを進めるねらいがあったが、統合協議の打ち切りによって両社とも戦略の見直しを迫られることになる。
ホンダと日産の協議打ち切りについて記者が解説。ホンダは統合協議の前提条件として日産の経営立て直しを強く求めていた。しかし、日産が示した対策は踏み込み不足だとして、経営陣の意思決定の遅さなどにも不満を持っていた。このため、ホンダは経営の主導権を強めようと日産の完全子会社化を打診。日産はホンダ主導の経営統合を受け入れていたものの、完全子会社化は受け入れられず、協議の打ち切りとなった。
雇い止めや退職勧奨などが増えるおそれがある年度末を前に労働団体の連合が全国一斉の電話相談会を開いている。連合東京の事務所では7人の担当者が職場での問題や悩みに応じている。連合東京には最近、セクハラやパワハラなどの相談などが多く寄せられているということだ。相談会は13日と14日の午前10時から午後6時まで受け付けている。
全国の気象情報を伝えた。
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