2024年2月9日放送 12:00 - 12:20 NHK総合

ニュース

出演者
池田伸子 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像が流れた。

(ニュース)
中継 日経平均株価 34年ぶり 3万7,000円台に上昇

東京株式市場、日経平均株価は3万7000円台まで値上がりしている。取り引き時間中に3万7000円台をつけるのはバブル期の1990年2月以来、34年ぶり。8日のニューヨーク市場で株価が上昇したことや、外国為替市場で円安が進んでいることを受けて買い注文が優勢になっている。日銀の内田副総裁が「マイナス金利を解除しても緩和的な金融環境を維持していく」などと述べたことも、市場に安心感を与えている。

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中継 利用客の声が再開を後押し “イルカが見える”カフェ

石川・七尾市の野生のイルカを見ることができる人気のカフェ。こちらは先月30日に営業を一部再開した。能登島は大きな被害が出たが、こちらの建物に大きな被害はなかった。周囲は断水が続いているが、水質検査をクリアした井戸水を使っているため、営業を再開させることができた。再開にあたっては全国から沢山の励ましの声が寄せられた。代表は「地震発生直後から沢山の方に励ましのメッセージを頂きまして元気が出ました。頑張ってお店の片付けをして営業再開となった。ここから能登半島の元気を精いっぱい届けたいと思います。どうか皆さん能登を嫌いにならないでください。私たち沢山頑張りますんでこれからも応援お願いします」と話した。

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ロシア侵攻前から指揮 軍総司令官を解任

8日、動画を公表したウクライナ・ゼレンスキー大統領。ザルジニー総司令官を解任し、新総司令官にシルスキー陸軍司令官を任命したと発表した。ザルジニー氏はロシアによる侵攻前から軍を指揮し、侵攻開始後は度々最前線にも赴くなどして軍事作戦の指揮を取り続けてきた。国民からの人気も高く、去年12月にキーウ国際社会学研究所が発表した世論調査では、信頼していると回答した人が88%に上り、ゼレンスキー大統領を信頼していると答えた62%を上回った。ザルジニー氏とゼレンスキー大統領は軋轢が指摘されていたが、解任発表前に2人は一緒に写る写真を同時に投稿。双方が互いを尊重している姿勢を示し、国民の反発や混乱が広がるのを防ぎたい思惑があると見られる。総司令官交代にアメリカ・カービー戦略広報調整官は「ゼレンスキー大統領が軍の責任者に任命した。いかなる人物とも協力する」と述べた。また、榴弾砲などを供与してきたフランス・ルコルニュ国防相は「東郷参謀総長は後任の総司令官とも同様に関係を築いている」と述べた。ただ、後任のシルスキー氏を巡っては欧米メディアが東部バフムトの戦闘で多くの兵士の命を失わせた等として兵士の反発を招く可能性もあると指摘している。

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バイデン大統領を訴追せず 理由に“記憶力の弱さ”

8日、特別検察官はバイデン大統領の自宅などから機密文書が見つかった問題でバイデン氏を訴追しないと結論づけた。その理由について「バイデン氏の記憶が著しく限られている。自分の息子が死亡したのがいつかも明確に覚えていなかった」等と指摘し、高齢であることや記憶力の弱さから故意の行いだと立証することが難しいとして訴追を見送ったと説明した。バイデン大統領は急遽記者会見を開き、「私の記憶力は大丈夫だ」と反論したが、記憶力の弱さが理由の一つに挙げられたことは大統領選挙で再戦を目指す上で痛手となるとの見方が伝えられている。

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アメリカ合衆国大統領選挙ジョー・バイデン
“資格なし”に判事は懐疑的な意見

大統領選挙で返り咲きを目指すトランプ前大統領の立候補資格を巡り、8日に弁論が開かれたが、トランプ氏本人は出廷しなかった。判事からはトランプ氏に立候補資格がないとすることに懐疑的な意見が相次いだ。また、トランプ氏が3年前の連邦議会の乱入事件に関与したのかなど事件そのものについて触れられることはほとんどなかった。こうしたことから複数メディアは最高裁がトランプ氏に有利な判断を示すのではないかと伝えている。トランプ氏は「この国と最高裁を信じている。あらゆる場所で選挙戦をリードする人物に”立候補させない”と言えるか。難しいと思う」と述べた。

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アメリカ合衆国大統領選挙ドナルド・ジョン・トランプ
「育成就労制度」新設へ “外国人事から選ばれる国に”

政府は今の技能実習制度を廃止して新たに「育成就労制度」を新設し、基本的に3年で一定の水準に育成するとしている。職種は介護・建設・農業など専門知識が求められる特定技能制度と同じ分野に限るとしているが、それ以外の職種についても人材確保などの観点から追加するかどうか検討を進めるとしている。また、別の企業などに移る転籍も同じ分野に限り認めるとしている。一方で新たな制度を通じて永住許可を得る外国人の増加が見込まれることから税金・社会保険料を納めないなど問題がある場合は資格を取り消せるようにすることも検討するとしている。会議では今の国会に関連する法案を提出することも確認した。岸田首相は「わが国が外国人材から選ばれる国になるという観点にたち制度の見直しに向けた作業を進める。外国人材の受け入れ環境整備に取り組んでほしい」と述べた。

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岸田文雄
“おもしろい将棋 指したい” 藤井八冠 棋王戦へ意気込み

今年最初のタイトル防衛成功から一夜明け、藤井聡太八冠は「中盤でじっくり読んで指すことができ収穫のあったシリーズだった」と話した。現在、棋王戦で同い年の伊藤匠七段の挑戦を受けていることについて「伊藤七段は序盤の認識がどの戦型でも非常に深いのでまずはこちらが後れをとらないようしっかり準備する必要がある」と話した。第2局は今月24日に金沢で行われる。「復興も道半ばで大変な状況が続いていると思うが、そういった中で対局を迎え入れていただけるのはありがたく思う。集中しておもしろい将棋を指せるよう全力を尽くしたい」と話した。

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伊藤匠第49期棋王戦コナミグループ杯藤井聡太金沢(石川)
経済情報

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