大統領選挙で返り咲きを目指すトランプ前大統領の立候補資格を巡り、8日に弁論が開かれたが、トランプ氏本人は出廷しなかった。判事からはトランプ氏に立候補資格がないとすることに懐疑的な意見が相次いだ。また、トランプ氏が3年前の連邦議会の乱入事件に関与したのかなど事件そのものについて触れられることはほとんどなかった。こうしたことから複数メディアは最高裁がトランプ氏に有利な判断を示すのではないかと伝えている。トランプ氏は「この国と最高裁を信じている。あらゆる場所で選挙戦をリードする人物に”立候補させない”と言えるか。難しいと思う」と述べた。