今年最初のタイトル防衛成功から一夜明け、藤井聡太八冠は「中盤でじっくり読んで指すことができ収穫のあったシリーズだった」と話した。現在、棋王戦で同い年の伊藤匠七段の挑戦を受けていることについて「伊藤七段は序盤の認識がどの戦型でも非常に深いのでまずはこちらが後れをとらないようしっかり準備する必要がある」と話した。第2局は今月24日に金沢で行われる。「復興も道半ばで大変な状況が続いていると思うが、そういった中で対局を迎え入れていただけるのはありがたく思う。集中しておもしろい将棋を指せるよう全力を尽くしたい」と話した。