- 出演者
- 中山果奈
オープニング映像とオープニングの挨拶。
三井物産が発表した昨年度1年間のグループ全体の決算は、最終的な利益が1兆636億円で、前の年度より5.9%の減少となったものの、これまでで2番目に高い水準となった。資源やエネルギー関連の事業が全般に堅調だったほか、ヨーロッパでの鉄道関連事業の売却などで利益が増加した。また、円安が海外事業の追い風となり、最終利益での押し上げ効果は円安がすでに進んでいた前の年度からさらに610億円上積みされたという。円安による利益の押し上げ効果は、ほかの大手商社でも見られ昨年度の決算の最終利益で、豊田通商が110億円、双日が30億円に上っている。
各地で季節外れの暑さとなった先月、真夏日の地域が相次いだ4月。15日には、新潟・三条市で32.5度、28日には福島・伊達市で32.3度まで上がった。4月の平均気温は87地点で統計開始以降、最も高くなり、全国の平均気温も平年より約2℃高く、1898年に統計を取り始めてから最も暑い4月となった。気象庁はエルニーニョ現象の影響で、熱帯の暖かい空気が伝わったほか、北極付近の気圧が低く冷たい空気が日本付近まで入りにくかったことが考えられるとしている。また、この先1か月も気温が平年より高い日が続く見込み。
原子力発電で出るいわゆる核のごみの処分地選定に向けて、経済産業省は、玄海原子力発電所が立地する佐賀県玄海町に対し、第1段階に当たる文献調査の実施を申し入れた。国が申し入れを行うのは、全国で2例目で、原発の立地自治体で調査が行われれば初めて。玄海町では4月に町議会で、文献調査受け入れを求める請願が賛成多数で採択されていて、脇山町長は、調査を受け入れるかどうか、5月中に態度を明らかにする考えを示している。
保険金の不正請求問題で、ビッグモーターの事業を引き継ぐ大手商社の伊藤忠商事が記者会見を開き、新会社を1日付で設立したことを発表した。新会社の社名はWECARSで、社長には、元伊藤忠商事執行役員の田中慎二郎氏が就任した。新会社の経営には、ビッグモーターの旧経営陣は加わらず、存続会社が損害賠償への対応に当たるとしている。
中国海軍が台湾方面などを管轄する部隊に配備すると見られている3隻目の空母福建が1日、試験航海を開始した。福建は、すでに就役している中国の2隻の空母より大型で艦載機も増えるとされている。
株と為替の値動きを伝えた。
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