2024年8月19日放送 14:00 - 14:17 NHK総合

ニュース

出演者
中山果奈 
(ニュース)
自民総裁選 小林鷹之氏 立候補表明会見

自民党総裁選挙の日程について自民党は来月12日告示、27日投開票の方向で調整に入っている。今回の自民党総裁選挙では、会見で立候補の表明を行うのはこの小林氏が初めて。小林氏は会見の冒頭で「先週、岸田総理が総裁選への不出馬を表明された。継続的な賃上げ、原発の再稼働など難しい課題に取り組まれてきたことに心から敬意を表する。今回の総理の決断はこの一連の政治とカネの問題にけじめをつけて、今回の総裁選で改革を後戻りさせない、そのメッセージと受け止めた。この総理の思いを受け止めて私自身、その責任を果たしていく覚悟。私、小林鷹之はきたる自民党総裁選挙に覚悟を持って出馬することをここに表明する。普通のサラリーマン家庭で育った私が派閥に関係なく今、この場にこうして立っているその事実こそが自民党が本気で変わろうとする象徴になると考える。私は新たな時代に挑戦する。今回の政治資金問題によって多くの国民の皆様の信頼を失った。そして長年、自民党を信じ支えてくださった党員の皆様には本当につらい思いをさせてしまったこと、おわびのことばも見つかりない。それでももう一度、国民の皆様に国のかじ取りはやっぱり自民党に任せたい、そう思っていただけるように力を尽くす。自民党は生まれ変われることを証明したい。だからこそ私は脱派閥選挙をこの総裁選で徹底する」と述べた。

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自民党・小林鷹之氏が会見を行い、来月行われる自民党総裁選挙への立候補を表明した。政治部・山本雄太郎氏が発言のポイントを解説。小林氏は冒頭で政治とカネの問題について話し始め、「新たな自民党に生まれ変わる」と述べた。さらに信頼回復に向けて党改革政治改革に取り組む姿勢を強調していた。また総裁選の戦い方について、自民党は生まれ変わることを証明するためにも「脱派閥選挙を徹底する」と、旧派閥の支援は一切求めないと述べていた。小林氏は旧二階派。小林氏の訴え、政策の特徴は「経済と安全保障、これを車の両輪として国力をあげる」。これまでの講演テレビ出演などでは憲法改正について言及する場面が多かった。

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核燃料デブリ試験的取り出し 今月22日着手へ

福島第一原発の1号機から3号機では、事故で溶け落ちた核燃料と周囲の構造物が混ざり合った「核燃料デブリ」が合わせておよそ880トンあると推定され、極めて強い放射線を出し続け容易に近づけないことから、その取り出しは廃炉最大の難関とされている。事故から13年余りが経つ中、政府と東京電力は、初めてとなる試験的な取り出しを2号機で始める計画で、今月16日には取り出し装置の使用前に行う検査で安全性に問題はないとして、原子力規制委員会から合格証を受領した。東京電力はきょうから最終的な現場での確認を進めていて、問題がなければ今月22日に格納容器の内部に通じる配管に装置を入れ、試験的な取り出しに着手する方針であることが関係者への取材で分かった。作業はほとんどが遠隔操作で行われ、デブリがある格納容器の底まで装置を進めるのに少なくとも数日はかかる見通しで、デブリをつかんだうえで格納容器の外に取り出すのは早くても来週以降になるとみられる。

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経済情報

株と為替の値動きを伝えた。

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