自民党総裁選挙の日程について自民党は来月12日告示、27日投開票の方向で調整に入っている。今回の自民党総裁選挙では、会見で立候補の表明を行うのはこの小林氏が初めて。小林氏は会見の冒頭で「先週、岸田総理が総裁選への不出馬を表明された。継続的な賃上げ、原発の再稼働など難しい課題に取り組まれてきたことに心から敬意を表する。今回の総理の決断はこの一連の政治とカネの問題にけじめをつけて、今回の総裁選で改革を後戻りさせない、そのメッセージと受け止めた。この総理の思いを受け止めて私自身、その責任を果たしていく覚悟。私、小林鷹之はきたる自民党総裁選挙に覚悟を持って出馬することをここに表明する。普通のサラリーマン家庭で育った私が派閥に関係なく今、この場にこうして立っているその事実こそが自民党が本気で変わろうとする象徴になると考える。私は新たな時代に挑戦する。今回の政治資金問題によって多くの国民の皆様の信頼を失った。そして長年、自民党を信じ支えてくださった党員の皆様には本当につらい思いをさせてしまったこと、おわびのことばも見つかりない。それでももう一度、国民の皆様に国のかじ取りはやっぱり自民党に任せたい、そう思っていただけるように力を尽くす。自民党は生まれ変われることを証明したい。だからこそ私は脱派閥選挙をこの総裁選で徹底する」と述べた。