2024年8月25日放送 20:45 - 20:55 NHK総合

ニュース

出演者
高井正智 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

(ニュース)
大気不安定続く 土砂災害など厳重警戒

暖かく湿った空気の影響で西日本から東日本などで大気の状態が非常に不安定になり新潟県のほか、富山県と岩手県、香川県に記録的短時間大雨情報が相次いで発表された。岩手県では土砂災害警戒情報が発表されている地域がある。この状態はあすにかけて続く見込みで、土砂災害や低い土地の浸水に厳重に警戒。

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中央区(大阪)土砂災害警戒情報富山県岩手県岸和田(大阪)矢板(栃木)花巻空港記録的短時間大雨情報長岡(新潟)高松(香川)

強い台風10号は今後も発達しながら北上しあさって火曜日に非常に強い勢力になったあと、あまり勢力を弱めないまま西日本から東日本に接近する見込み。台風の接近に伴い西日本では猛烈な風が吹くおそれがあるほか、西日本と東日本の太平洋側を中心に大雨になる見込み。気象庁は暴風や土砂災害などに厳重に警戒するよう呼びかけている。

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台風10号気象庁
“推進力を高く予測 飛行範囲外れた”

東京のベンチャー企業、スペースワンが開発した小型ロケット・カイロス初号機には政府の小型衛星が搭載され衛星の軌道への投入が成功すれば民間単独の打ち上げとしては国内で初めてとなるため注目を集めていた。初号機はことし3月、和歌山県串本町の発射場から打ち上げられたが、直後に爆発し打ち上げは失敗。発射場では爆発した機体の破片が落下して一時、火災も発生した。スペースワンはきょう記者会見を開き、爆発の原因についてロケットの1段目の推進力を実際より高く予測してしまい、設定していた飛行範囲を外れたため飛行を中断する措置が取られたと明らかにした。ロケットの推進力を予測する際、燃料のサンプルを使って燃焼速度を調べる試験を行っていたが、その結果が実際より速く推進力を高く見積もってしまった。企業は予測を見直し飛行範囲を改めて検討するなど課題を改善したうえで、ことし12月に2号機の打ち上げを目指すとしている。低いコストで人工衛星を宇宙に届ける宇宙宅配便を目指し、2030年代には年間30回ロケットを打ち上げる計画だとしている。

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カイロススペースワン串本町(和歌山)豊田正和

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