- 出演者
- 中山果奈
オープニング映像が流れた。
政府は物価高騰対策として電気・ガス料金への補助を8月の使用分から3か月間追加で実施する他、ガソリン価格を抑えるための補助金も年内に限って継続することにしている。この対策にかかる費用について政府は昨年度の補正予算などで賄ってきたが、追加の費用として今年度予算の物価高騰対策の予備費から9891億円を支出することを今日の閣議で決めた。また今回の支出にはLPガスを使うタクシー事業者への支援として37億円も盛り込まれた。物価高騰対策の予備費の枠は1兆円となっていることから、今回でそのほとんどが使われることになる。電気・ガス料金やガソリン価格への対策には11兆円の予算が計上されたことになり、財政負担が一段と増す中、国民生活への配慮とのバランスが引き続き課題となる。
米国では労働者の祝日「レイバーデー」の2日、民主党のハリス副大統領が東部ペンシルベニア州ピッツバーグを訪れバイデン大統領とともに労働組合の関係者を前に演説した。この中でハリス氏は日本製鉄が買収を計画している大手鉄鋼メーカー・USスチールについて、買収に否定的な考えを明らかにした。買収計画を巡ってはバイデン大統領がことし3月に同様の考えを示したほか、返り咲きを目指す共和党のトランプ前大統領も買収を認めない考えを明らかにしている。ペンシルベニア州は大統領選挙の勝敗の鍵を握る激戦州の1つで、USスチールが本社や生産拠点を置いている。ハリス氏としてはバイデン大統領の労働組合寄りの政策を踏襲する考えを強調することで労働者層の支持拡大を図るねらいがあるとみられる。ハリス氏が買収計画に否定的な考えを明らかにしたことについて日本製鉄は「公正かつ客観的な規制当局の審査において、この買収がもたらす効果が支持され、買収が早期に完了することを期待している」などとコメントしている。
ブルームバーグなど欧米の複数の主要メディアは2日、「ドイツの自動車大手・フォルクスワーゲンがドイツ国内の自動車工場と部品工場を1か所ずつ閉鎖することを検討している」と伝えた。あわせて2029年まで雇用を保障する労働組合との協定についても打ち切ることを検討し交渉を始めるという。背景にはヨーロッパでEVの需要が低迷していることに加えて、中国メーカーがEVで積極的な低価格戦略を打ち出しており厳しい競争環境に置かれていることがある。各メディアによるとフォルクスワーゲンのブルーメCEOは「経済環境はより厳しさを増し新たな競合他社がヨーロッパ市場に参入してきている。生産拠点としてのドイツは競争力の面で後れを取っている」とコメントしたという。フォルクスワーゲンのドイツ国内の工場が閉鎖されれば、1937年の会社創業以来初めてになるということで、労働組合の反発も予想される。
ドジャース・大谷翔平選手がダイヤモンドバックス戦で自己最多に並ぶ1試合3盗塁をマークし、今シーズンの盗塁の数を46に伸ばした。大リーグ初、本塁打・盗塁共に44以上を記録した。
出演者が挨拶した。